石川佳純、東京五輪まで残り1年「後悔しないように積み重ねていきたい」

オンラインで小中学生に卓球教室を行った石川佳純
オンラインで小中学生に卓球教室を行った石川佳純

 卓球女子で東京五輪代表の石川佳純(27)が2日、所属する全国農業協同組合連合会(全農)とスポンサー契約を結ぶシスコシステムズ合同会社の共催による小中学生対象のオンライン卓球教室を行った。

 石川は卓球教室後にオンラインで取材に応じた。来夏に延期された東京五輪まで1年を切った現在の心境について「本当だったら、今試合をしている時期。1年延期にびっくりはしたんですけど、大変な状況が続いている中で、モチベーションは落ちずに毎日頑張れている」と語った。

 3月下旬から国際大会も開催されておらず、再開のメドも立っていない。試合がない日々が続く中で、これまで目の前の大会に合わせてきた目標設定を工夫。「1年後というと少し長いので、1ヶ月でこの技術をマスターしたいなとか、今週はこの技術を徹底してやろうとか、小さな目標を作って練習を頑張るようにしてます」と明かした。

 昨年は過酷な五輪代表選考レースを戦っていただけに、練習に集中できる時間も前向きにとらえている。「昨年はずっと試合づくしで、反省練習ができずに次の試合だった。今はじっくり一つ一つの課題に向き合えている」と説明。サーブや台上技術に重点的に取り組み「技術的には進歩できた部分が大きい。メンタル的にも今は少し余裕もあって、昨年よりも練習にすごく積極的に臨めている」と充実の表情を浮かべた。

 世界中で新型コロナウイルス感染拡大が収まらず、来夏の開催を危ぶむ声も出ている。「自分は選手なので、東京五輪に出場することに全てを懸けてやってきた。やっぱり五輪には出たいし、プレーもしたい」。アスリートとしての素直な思いを語りつつ「でも、世の中の大変な状況はもちろん理解している。自分にできることはしっかり予防すること、かからないこと、うつさないこと。あとは練習をしっかり積み重ねることしかない。『もうちょっとやっておけば良かった』と後悔しないように、1日1日を積み重ねていきたいと思っています」と、1年後への決意を込めた。

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