具志堅用高氏が名付け親 仲里ニンジャ早史は渡嘉敷ジムから新人王挑戦

前日計量を一発クリアした仲里ニンジャ早史(東日本ボクシング協会提供)
前日計量を一発クリアした仲里ニンジャ早史(東日本ボクシング協会提供)

 プロボクシング東日本新人王予選は3日、東京・後楽園ホールで4試合が行われる。2日には都内で前日計量、新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査などが行われた。7月31日まで白井・具志堅スポーツジム所属だったスーパーバンタム級(55・3キロ以下)の仲里ニンジャ早史(21)は渡嘉敷ジムに移籍し、初戦の関口雄斗(31)=高崎=戦に挑む。仲里は54・2キロ、関口は54・1キロとともにリミットより1キロ以上も軽い体重で計量は一発クリア。仲里は「(昨年11月の)デビュー戦の時はギリギリでしたが、今回は(減量が)うまくいきました。万全な状態です」と手応えをつかんでいる様子。デビュー戦では3回TKO勝ちしたが、「その時の感触とか景色とか覚えている」といい、今回も「フットワークを使って攻めるボクシングを展開したい」と意気込みを示した。

 宜野湾高校時代の2017年沖縄県高校選手権バンタム級で3位の実績を持つ仲里。比嘉大吾がWBC世界フライ級王者となったことをきっかけに、WBA世界ライトフライ級王座を13連続防衛した、同じ沖縄出身の“伝説のボクサー”具志堅用高氏が会長を務める白井・具志堅スポーツジムの門をたたいた。「動きがトリッキーで忍者みたい」と具志堅会長自らリングネームをつけてくれた。「名付けてくれたので全面的に忍者で推そう」とデビュー戦では忍者の装いで入場し話題を呼んだ。

 所属ジムは先月31日をもって閉館した。最終日に練習を行ったという仲里は「閉館の話を聞いた時には、頭が真っ白になり、不安にもなった」という。コロナ禍で対人練習がなかなかできない状態も重なり、直前までの練習で何とか仕上げたという。無観客試合については「プロは人に見られてナンボと思う」と話すように、これまでの試合の様子を映像で見て戸惑いも隠さない。だが、具志堅前会長から「落ち着いて、リラックスしていけばやれる。頑張ってこい!」と背中を押してもらった。

 アクション俳優になる夢もあり、今春まではダンスと演劇の専門学校に通っていた。俳優になることを諦めたわけではないが、今は新人王で勝ち上がるため、ボクシングに専念する道を選択し、トレーナーの勧めもあって渡嘉敷ジムに移籍した。「世界チャンピオンを目指します」と仲里。ボクシング世界王者と俳優という“二刀流”の夢に向かって全力で駆け続ける。

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