センバツ中止、幻の「開会式司会」で卒業した大学生が高校野球特集番組でナレーター挑戦

甲子園球場
甲子園球場

 新型コロナウイルスの影響で3月のセンバツ高校野球大会は史上初めて中止になった。「春の甲子園」で開会式の司会進行を務めるはずだったが、かなわずに高校卒業し、大学進学した才川陽妃(さいかわ・はるひ)さんが、高校野球特集番組でナレーターに挑戦することが2日、分かった。

 フジテレビ系のスポーツ番組「S―PARK」(スパーク)で、2日(午後11時15分放送)から高校野球5週連続特別企画がスタート。夏の甲子園も新型コロナウイルスの影響で中止になり、夢を失った5校の高校生が現実に立ち向う様子を特集する企画で、初回は三重・白山高、第2回は広島・広陵高に密着する。

 この特集でナレーターを務めるのが今年3月まで佐賀清和高に通っていた才川さん。才川さんは2019全国高校放送コンテスト・朗読部門で5000人以上の中から最優秀賞を獲得。センバツ開会式司会進行は例年、放送コンテスト優勝の高校生が務めている。才川さんにとって、高校卒業直前の甲子園でのアナウンスは夢舞台のはずだった。

 史上初の大会中止で夢が実現せず、4月から立命館大に進学。大学でも放送活動を続けているという。夢に向かって全力を尽くし、その舞台が新型コロナウイルスの影響でなくなった点は高校球児と同じ。今回、球児に密着するフジテレビの5週連続大型企画でナレーターを務め、甲子園への思いを言葉に込める。

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