◆明治安田生命J1リーグ 第8節 C大阪 1―0 湘南(1日・ShonanBMWスタジアム平塚)
前節の鳥栖戦で貴重な同点ゴールを放ったC大阪MF坂元達裕(23)が、2試合連続で大仕事を果たした。互いに無得点で迎えた後半25分、ペナルティーエリア内でFW奧埜からのスルーパスに抜け出そうとすると、湘南DF馬渡に倒されPKを獲得。これを元日本代表MF清武が冷静にゴール左隅に決め、接戦を制した。得意のドリブルでもチャンスを演出し、チーム3試合ぶりの白星と2位浮上に貢献したレフティーを「彼の働きには満足している」とロティーナ監督(63)も高く評価した。
採点、寸評は以下の通り。
ロティーナ監督【6・0】的確な指示で後半からチャンス増やす
GK金鎮鉉【6・0】被シュート3。ビルドアップの方が印象強い
DF松田陸【6・0】湘南・鈴木にやや手を焼いたが決定機は作らせず
DFマテイヨニッチ【6・0】PAに侵入させても打たせない。この日も砦
DF瀬古歩夢【6・5】左右からのクロスに終始落ち着いた対応
DF丸橋祐介【6・0】250試合出場も前半パスミスからヒヤリ
MF藤田直之【6・0】攻守に必要な場所で必要なプレー。地味にスゴい
MFデサバト【6・0】献身的な走りでセカンドボール拾いまくる
MF坂元達裕【7・0】拮抗した展開で切れ味が際立った。MOM
MF清武弘嗣【6・5】PKきっちり。リーグ戦は昨年6月以来の得点
MF片山瑛一【5・5】後半28分IN。展開的にも色出すのは難しい
MF木本恭生【―】後半44分IN。時間短く採点なし
FW奥埜博亮【6・5】決勝点につながる好パス。守備でも貢献
FW鈴木孝司【6・5】冷静なポストワーク。「やりやすい」と清武
FW豊川雄太【6・0】後半15分IN。終盤の好機は決めたかった
FW柿谷曜一朗【5・5】後半28分IN。与えられた役割確実にこなす
※平均点は5・5~6・0。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ