新型コロナウイルス感染者が続出し、マンフレッド・コミッショナーが、選手会のクラーク専務理事に対して、シーズン打ち切りの可能性があることを伝えた、と報じられた米大リーグで1日(日本時間2日)、カージナルスで新たに複数人が新型コロナウイルスの検査に陽性反応を示したため、1日に予定されていたブルワーズ戦が中止となった。
一方、ブルワーズの名外野手ロレンゾ・ケーン(34)が感染を懸念し、今季の残り試合でプレーしない、とこの日、球団が発表した。開幕前にはD・プライス投手(ドジャース)、B・ポージー捕手(ジャイアンツ)らが辞退を表明しているが、開幕してからでの大物選手の辞退はケーンが初。
辞退表明選手は18人目(開幕後、出場表明のブレーブスのN・マーケーキス外野手は含めていない)となった。
また、米大リーグ機構は集団感染で今週1週間、試合を行わなかったマーリンズが4日(日本時間5日)からボルティモアで、3日間で4連戦を行う予定と発表した。