【和歌山】和歌山高専の19歳監督が最初で最後の夏で劇的サヨナラ8強

和歌山高専・羽田有介監督
和歌山高専・羽田有介監督

◆高校野球代替大会 ▽和歌山3回戦 和歌山高専―新翔(紀三井寺)

 学生監督の勢いが止まらない。和歌山高専は最大4点リードから9回で同点に追いつかれた。だが最終回2死三塁のチャンスで、前の打席まで無安打だった7番・中西壱瑳(いっさ)一塁手(2年)が右前打を放ち、劇的なサヨナラ勝ちを決めた。「思い描いていた野球でした」と羽田有介監督(19)は8強入りに語気を強めた。

 電気情報工学科の5年生で、監督に就任したのは昨夏。同校は1年交代で学生が監督を務めるため、最後の夏となる。選手から「羽田さん」と親しく呼ばれる指揮官は「先輩の監督にお世話になった。恩を返したい」と就任を決意。「毎年の引き継ぎは悪くない。野球部が良くなっている」と自信に満ちあふれている。

 現役時代に甲子園を3度経験、巨人などの3球団でプロとして活躍した中谷仁監督(41)が率いる智弁和歌山と3日の準々決勝で対戦する。「周りは負けると思っているだろうけど、自分は勝てると思っています」。和歌山高校球界の絶対王者にキャリア1年未満の学生監督が牙をむく。(森脇 瑠香)

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