【阪神】10年ぶり甲子園5被弾 西勇輝、無念の3敗目

DeNAの一発攻勢の前に沈んだ西勇(カメラ・義村 治子)
DeNAの一発攻勢の前に沈んだ西勇(カメラ・義村 治子)

◆JERAセ・リーグ 阪神3―7DeNA(1日・甲子園)

 ぼう然とした表情のまま左翼席中段で跳ね上がった白球を見届けた。6回、西勇輝は先頭の宮崎に甘く入った127キロのスライダーをジャストミートされた。オリックス時代の15年9月5日の日本ハム戦(ほっと)以来、5年ぶりの1試合4被弾。よほどの悔しさからか、試合後はコメントも残さなかった。

 「1年間ずっと簡単にはいかない。そこがプロの難しさ」と矢野監督は右腕をかばったが、開幕から全6試合でクオリティースタート(QS=6投球回以上3自責点以下)を続けてきたエースの様子がおかしかった。初回にソト、4回は大和にソロを被弾。5回2死三塁では佐野に左翼ポール直撃の決勝2ランを浴びるなど6回5失点で3敗目を喫した。

 2番手・能見も7回に梶谷に一発を許し、18年5月11日の広島戦(マツダ)以来、2年ぶりの1試合5被本塁打。甲子園では10年8月1日の中日戦以来の屈辱となり、96年前に完成した聖地の“誕生日”に10年前の悪夢がよみがえった。

 打線も今永の前に7者連続を含む10三振を喫するなど、計12三振でわずか3得点に終わった。7月28日のヤクルト戦(神宮)で20点を奪ってから4試合連続で3得点以下。チームはその間、1分を含む3連敗でついに借金生活に転落した。指揮官は「今永とずっとやるわけじゃないんで。明日は明日の投手が来る」と前を向いたが、開幕12戦10敗から驚異の快進撃でV字回復してきた猛虎に、また正念場が訪れた。(表 洋介)

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