ソフトバンク・長谷川勇也がコロナ陽性で2日の西武戦が中止に…開幕後初の激震

新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と判定された長谷川
新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と判定された長谷川

 ソフトバンクは1日、長谷川勇也外野手(35)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。6月19日のシーズン開幕後、プロ野球12球団の選手では初の感染者となった。先月31日に、喉の違和感と微熱があり、この日、病院でPCR検査を受検したところ陽性判定を受けた。1軍選手らに濃厚接触者はいないものの、専門家らのアドバイスを受け、2日の西武戦(ペイペイD)の中止を決定。2軍は選手らのPCR検査の結果が出るまでチーム活動を休止する。

 球界に激震が走った。ソフトバンクは長谷川がPCR検査を受け、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。午後10時過ぎから行われたオンライン会見には、後藤球団社長と三笠GMが出席。「起こりうる事態だとは考えておりましたが、非常に今回の問題の大きさを感じております」と後藤社長は、ことの重大さを受け止めた。

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 球団によると、長谷川は先月31日に喉の違和感と微熱(37・3度)を発症。この日、病院で受検し、午後3時頃に陽性判定を受けた。22、23日に全選手、スタッフらがPCR検査を受け、陰性と判定されており、その後、感染したとみられる。その間、長谷川はファーム施設と福岡市内の自宅を自家用車で往復したのみで、会食などには参加しておらず感染経路も不明だという。

 球団はNPBに報告。専門家らにアドバイスを求めながら、1軍は2日の西武戦(ペイペイD)の中止を決定した。NPBの取り決めでは、試合挙行に関し、陽性者と濃厚接触者を隔離した上で試合を行う方針が示されているが、万全を期した格好だ。

 7月7日に右脇腹筋挫傷で登録抹消された長谷川は、28日のウエスタン・リーグ、阪神戦(タマ筑後)で実戦復帰。30日まで出場し、31日には2軍練習に参加したが、1軍選手、首脳陣らとの濃厚接触はない。だが、ソフトバンクは、若手らがファーム施設内の寮で生活。そこからペイペイDに通い、1日までの西武戦でベンチ入りしていた選手もいる。「そういう観点から1軍選手、スタッフも経由しての感染が否定できないため、西武戦は中止としたい」と三笠GMは説明。現状、球団は長谷川とファーム選手らとの濃厚接触者を把握できていないため、リスクの払拭に努めた。

 球団は2日にも速やかに1、2軍選手らのPCR検査を予定。ファーム施設を終日閉鎖し、全施設の消毒を行う。今後は、1軍は検査の結果を踏まえ、4日からの楽天戦(楽天生命)に向け、3日にも仙台へ移動。2軍などファームの活動は、選手らの結果が出るまで当面、自粛するとした。また球団は、先月28日にファーム施設などに勤務する福岡市内在住の60代の男性従業員が、陽性と判定されたことを発表。「その職員と長谷川選手の直接の接触はないと聞いている」と三笠GMは因果関係については否定した。

 ◆長谷川 勇也(はせがわ・ゆうや)1984年12月22日、山形県生まれ。35歳。酒田南高から専大に進み、3年秋に東都大学リーグ2部で首位打者、4年秋にMVPを獲得。2006年の大学・社会人ドラフト5巡目で入団。13年に打率3割4分1厘で首位打者、198安打で最多安打、ベストナイン。今季年俸は8000万円(推定)。180センチ、88キロ。右投左打。既婚。

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