【愛知】中京大中京・高橋宏斗、いきなり152キロ!プロ注目右腕が5回2/3を3安打7K

4回途中から登板し、3安打無失点に抑えた中京大中京・高橋宏斗(カメラ・内田 拓希)
4回途中から登板し、3安打無失点に抑えた中京大中京・高橋宏斗(カメラ・内田 拓希)
主な今秋のドラフト候補高校生
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◆高校野球 愛知代替大会 ▽4回戦 中京大中京5―1栄徳(1日・岡崎市民)

 愛知では、中京大中京のプロ注目右腕・高橋宏斗(3年)がリリーフで今大会初登場。1点ビハインドの4回1死一塁から登板し、いきなり152キロを計測するなど直球中心の投球で流れを引き寄せ、逆転勝ちを呼び込んだ。

 剛腕が球場の空気を一変させた。4回、本塁打で1点を先行され、なおも1死一塁の場面で背番号1・高橋がマウンドへ。最初の打者をこの日最速の152キロで空振り三振に取ると、次打者も147キロで平凡な遊ゴロに抑えた。「ブルペンで直球が良かったので」と、この回の10球全てが直球で、うち6球が150キロ超え。その裏の攻撃の逆転を呼び込むと、そのまま9回まで投げ切り、5回2/3を3安打7奪三振無失点。「チームを勢いづかせたかった」という言葉通りの力投だった。

 “有言実行”の男だ。全国的な注目は集めていなかった1年時から「世代NO1になる」ことを周囲に公言。徹底したフォーム追求で進化し続け、昨秋の明治神宮大会では150キロ、6月の練習試合では世代最速となる153キロを計測。今では「世代NO1」と評判高い明石商・中森俊介投手(3年)と肩を並べる存在だ。印出太一主将(3年)も「普段はふざけて周りを笑わせていますけど、やると決めたことに対する集中力は本当にすごい」と一目を置く。

 大学進学が基本線だが、5球団のスカウトが視察。巨人・青木スカウトは「直球に球威があるし、メリハリもつけられる。落ちる系の球も含め、広島の大瀬良のようなタイプ」と絶賛し、楽天の山田スカウトも「昨年は上半身に頼ったフォームだったが、下半身をうまく使えるようになっていて、冬からの成長を感じた」とうなった。

 試合後には「(甲子園交流試合の)12日をピークに追い込んでいる途中です」と言ってのけた17歳。聖地のマウンドで「世代NO1」を証明してみせる。(内田 拓希)

 ◆高橋 宏斗(たかはし・ひろと)2002年8月9日、愛知・尾張旭市生まれ。17歳。三郷小2年時に三郷ファイターズで野球を始め、6年時にドラゴンズ・ジュニア入り。尾張旭東中では豊田シニアに所属し全国16強。中京大中京では1年夏から背番号19でベンチ入りし、2年春から背番号1。183センチ、80キロ。右投右打。

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4回途中から登板し、3安打無失点に抑えた中京大中京・高橋宏斗(カメラ・内田 拓希)
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