岩手のコロナ感染者“第1号”男性の勤務先へ誹謗中傷電話など100件超

 7月29日に岩手県の新型コロナウイルス感染者“第1号”となった男性の勤務先に、抗議の電話が相次いでいる。

 担当者によると、先月31日までに電話が100件以上、またメールでの問い合わせも多数寄せられたという。内容の大半は感染した男性を誹謗(ひぼう)中傷するようなもの。個人を特定しようとしたりするものもあった。逆に応援するようなメッセージも届いているという。

 批判的な意見があることは予測していたが、「(会社の業務が)インフラ事業を担っているので、地域社会を不安にさせない」ために公表に踏み切った。担当者は「問い合わせをする気持ちは察するが、悪質なものや実害がある場合には法的措置も検討していきます」と話している。

 同県の達増拓也知事は感染者が確認される前から「第1号になっても県はその人のことを責めません」と繰り返し発言。感染者が判明した後も県のホームページで「人権に配慮し、差別・偏見・誹謗中傷はやめましょう」と呼び掛けている。

社会

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