【山形】鶴岡東、夏連覇「負けて甲子園には行けない」昨秋に続き公式戦県内無敗

山形を制した鶴岡東ナインは、閉会式後に笑顔で記念撮影
山形を制した鶴岡東ナインは、閉会式後に笑顔で記念撮影

◆高校野球代替大会 ▽山形決勝 鶴岡東9―4東海大山形(1日・荘内銀行・日新製薬)

山形は鶴岡東が東海大山形に9―4で快勝し、昨秋以降県内公式戦無敗を達成した。両校は9―11日に開催する東北大会(宮城・石巻市民)に出場。組み合わせは2日に決定する。

 喜びとともに、安どの思いが込み上げた。初回に1点を先制されながら、焦ることなく得点を重ねて東海大山形に完勝。4番・右翼で出場した鈴木喬主将(3年)は「甲子園がなくなってモチベーションが落ちた時もあったけど、みんなで最後までやり続けようと話してきた」。背番号6ながら先発し、129球を投げ8安打4失点で完投勝ちした小林三邦投手(3年)は「完投は(高校生活で)初めて。自信になります」と笑顔をみせた。

 負けられない思いはどこよりも強かった。代替大会発表後、センバツ出場が決まっていた高校が甲子園で試合を行う交流試合の開催が発表された。今大会の勝敗は交流試合出場には関係ないが、小林は試合後「甲子園にはつながらないけど、負けて(甲子園には)行けないな、と思っていた」。2日が誕生日の佐藤俊監督(49)は「(試合ごとに)成長していかないといけないよ、と話していた」と、選手たちを鼓舞し続けた。今大会は5戦中3試合でコールド勝ちと危なげない戦いぶりを披露。48歳最後の日に昨秋に続き県大会を制し、現チームは県内公式戦を無敗で終えた。

 これで東北大会出場が決まった。鈴木主将は「先を見ずに次の試合に向けて準備していきたい」と、一戦必勝で臨むと宣言した。昨秋の東北大会は決勝で仙台育英に敗れ準優勝。甲子園の土を踏むまで、勝利を重ねる。(有吉 広紀)

  ◆鶴岡東(鶴岡市) 1968年創立の男女共学校。2000年に現校名に改称。生徒数638人(うち女子294人)。野球部は創立と同時に創部。甲子園出場は春2度夏6度。最高成績は2015、19年夏の3回戦。部員99人。主なOBは吉住晴斗(ソフトバンク)。斎藤哲校長。

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