桐生祥秀、100メートル今季初戦10秒04V 五輪決勝あと1年節目の日「今後につながる」

男子100メートル決勝、10秒04をマークして優勝した桐生祥秀(中央)
男子100メートル決勝、10秒04をマークして優勝した桐生祥秀(中央)

◆陸上 北麓スプリント(1日、山梨・富士北麓公園陸上競技場)

 16年リオ五輪陸上男子400メートルリレー銀メダルの桐生祥秀(24)=日本生命=が1日、北麓スプリント(山梨・富士北麓公園陸上競技場)で今季初戦に臨み、100メートル決勝で10秒04(追い風1・4メートル)の好記録で弾みをつけた。同日の予選は10秒12(追い風1・1メートル)。東京五輪の同種目決勝までちょうど1年となる節目の日に再出発し「(昨年9月以来)久々に走れてレース勘を戻せた。今後につながるレースになった」と振り返った。

 新型コロナ禍による外出自粛中は、自宅での筋力トレーニングを地道にこなした。スタートから低い姿勢で加速につなげる走りを手にするため、床に置いたバーベルを持ち上げるデットリフトなどで下半身を強化。「スタートは8~9割(の走りができた)。効果が出ている」と満足げ。土江寛裕コーチ(46)も「トレーニングを積めてきたので、どこかで爆発させたいとパワーがたまっていた。走りのテクニックとしても、取り組んだことができた。満点に近い走りだった」と高評価した。

 次戦は五輪会場で初開催のセイコーゴールデングランプリ(23日、国立競技場)にエントリーしている。9秒98の自己ベスト更新を視野に、9秒台ホルダーの小池祐貴(25)=住友電工=、自己記録10秒00の山県亮太(28)=セイコー=らと激突する。「優勝を狙って走りたい。新国立がこれからいい思い出になるように、結果を残していきたい」。五輪決勝進出の揺るぎない目標へ、成功体験を積み重ねていく。(細野 友司)

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