【中日】大野雄大、3失点完投「嬉しいけど遅すぎますよね」開幕投手が7試合目で初勝利

今季初勝利となり、ダヤン・ビシエド(左)と共に肩を組み笑顔の大野雄大 (カメラ・馬場 秀則)
今季初勝利となり、ダヤン・ビシエド(左)と共に肩を組み笑顔の大野雄大 (カメラ・馬場 秀則)

◆JERAセ・リーグ 中日5―3ヤクルト(31日・ナゴヤドーム)

 大野雄は村上の右邪飛を見届けると、控えめに握り拳を作った。開幕投手が7試合目でつかんだ初勝利。5安打3失点でチーム初完投の熱投だったが「もちろんうれしいですけど…、遅すぎますよね。本当なら金曜日は(勝ちを)計算できる形で開幕している。まだ1勝3敗。うれしいけど、そんなに喜べない」。普段底抜けに明るい左腕には珍しく、淡々と1勝目を振り返った。

 序盤に塩見、村上に2発を浴びたが崩れなかった。最速152キロの直球を中心に押し込み、得意のツーシームでツバメ打線を料理した。チームは移動日の試合で前夜はリリーフ5人で引き分け。「何とか最後までいく」と今季最多の128球に気持ちを込めた。7月24日の阪神戦(ナゴヤD)は5回1失点でまさかの降板。1軍本隊が広島遠征だった残留練習で、投打のベテラン・山井、藤井からゲキを飛ばされた。「最後までいかんとあかんちゃうの?」。左腕の心にもう一度火がつき、初勝利へつながった。

  • 12球団開幕投手の今季成績

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 この日、国内フリーエージェント(FA)権を取得。プロ10年目で得た勲章にも「大きなけがなくやってこれた。先のことは考えてない」と浮かれることなく次戦を見据えた。5位に浮上した与田監督も「制球が良かった。エースとして最後まで投げるんだという気持ちが伝わった」と称賛。大黒柱がようやく挙げた1勝は、チームを活気づける。(長尾 隆広)

  • 大野の今季成績

    大野の今季成績

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今季初勝利となり、ダヤン・ビシエド(左)と共に肩を組み笑顔の大野雄大 (カメラ・馬場 秀則)
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