【日本ハム】有原航平、7回に崩れ逆転負けでもう5敗…「申し訳ない」

5敗目を喫した有原
5敗目を喫した有原

◆パ・リ-グ 日本ハム2―7オリックス(31日・札幌ドーム)

 日本ハムはオリックスに2―7で逆転負けした。先発・有原航平投手(27)が2―2の7回に崩れ、6回1/3を10安打6失点で降板した。打線も3回以降は沈黙。昨季最多勝の大黒柱で白星を奪えず、今季初の4連勝はならなかった。

 有原は悔しげにマウンドを降りた。口は真一文字に結んだまま。7回は先頭から4連打を浴びて勝ち越しを許し、なおも無死二、三塁。大城のライナーを三塁・横尾が好捕し、なんとか1アウトを奪ったがここまでだった。球審に投手交代を告げる栗山監督を横目に、大黒柱はベンチへと去って行った。

 「野手の方々が序盤に点数を取ってくれていただけに、そのリードを守り切らなければいけなかったと思います。甘いボールが多く、試合を壊してしまい、チームに申し訳ない気持ちでいっぱいです」

 初回に近藤の中前適時打。3回に大田の適時打で2点目をもらった。だが直後の4回に失点。先頭・福田の右翼線二塁打で、得点圏に走者を背負うと、2死三塁からモヤの一塁強襲適時二塁打を浴びた。5回も先頭の若月に高く浮いた133キロの変化球を右中間スタンドに運ばれた。下位打線に浴びたまさかの同点弾は、痛恨だった。

 3回2死までは完全投球も、球数が増えた中盤以降はオリックス打線に捉えられた。前々回登板で127球、前回登板で16年以来4年ぶりの130球超えの132球を投じ、今季チームで初完投もした。2週連続で球数が増えた疲労を考慮し、この1週間はブルペンに入らず調整。登板前日は「違う形でしっかり調整はできたと思う」と語ったが、勝利には結びつかなかった。

 苦しいシーズンが続く。昨季の最多勝投手が開幕から7試合で1勝5敗。「今日はどうしても取りたかった」と悔やんだ栗山監督は、右腕を「勝負を自分で決める投手」と評した。今季は白も黒も、有原と心中する覚悟。4回以降は援護はなく孤軍奮闘だった。だが、リードを守り抜き勝利に導く姿を指揮官は期待しているはずだ。(秦 雄太郎)

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