桃田賢斗、自分が次世代のレジェンドになる…取るはずだった金メダルへあと1年

桃田賢斗
桃田賢斗

 バドミントン男子シングルス世界ランク1位の桃田賢斗(25)=NTT東日本=が、このほど所属事務所を通じて1年延期された東京五輪への思いを明かした。

 男子単決勝は今年開催されていたら3日で、来年なら2日。今年1月の交通事故で負った右眼窩(がんか)底骨折から復活を目指すエースは、「(1年は)長いようで短い。五輪で成長した自分を表現し、頂点に立てるよう頑張りたい」と誓った。

 巨星への思いを実感した。7月4日に08年北京、12年ロンドン五輪男子単2連覇の林丹(36)=中国=が引退した。同じ左利きで“レジェンド”として特別な尊敬の念を抱く一人。「ああいう選手になりたい、ああいうプレーがしたいという気持ちが、(自分を)プレーヤーとして強くしてくれた」。18年から世界1位をキープする桃田自身にも、次世代の“レジェンド”の自覚が芽生える。「人間性や振る舞いも成長し、自分が(林丹に対して)抱いた気持ちを次世代にもってもらえるように」と、決意を込めた。

 7月中旬には、中学・高校時代を過ごした福島県内で合宿。ふたば未来学園バドミントン部の学生相手に、1週間で40ゲーム以上の実戦練習をこなした。「やっぱり第二の故郷。リラックスできる。ジュニア選手の疲れ知らずなエネルギーはすごい。初心というか、純粋な気持ちは絶対大事」と、刺激を受けた。今季国際大会の再開は10月。「試合したくてウズウズしている」。今は牙を研ぎ、来夏の栄冠へと歩む。(細野 友司)

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