◆パ・リーグ ロッテ5―4楽天(31日・ZOZOマリン)
楽天はロッテに4―5で競り負けた。3回、辰己涼介外野手(23)の3号ソロで同点に追いつき、一時は勝ち越すも逆転負け。1日のロッテ戦では塩見貴洋投手(31)が先発。左腕は、昨年までロッテに在籍していた涌井秀章投手(34)に“弟子入り”する考えを明かした。
塩見は7月25日のオリックス戦では6回を投げ1失点(自責1)。ただ、本人は納得できなかった。
「本来の投球には遠い感じでした。なので(この)1週間、見つめ直してやってきた感じ」
見つめ直したのはフォームだ。下半身と上半身を連動させ、いかに効率良くボールに力を伝えられるか。修正をしてきたという。
「足から連動して、腕に力を伝えるというのが、あまりできていない部分がある。そこをやってきました」
2日のロッテ戦(楽天生命パーク)では4回2/3を投げ6失点。今季のロッテ戦の登板は、1か月ぶり2度目となる。
「足の速い打者もいるし、ガンガンくる印象なので。しっかりと、涌井さんに聞きながらやりたい。練習に取り組む姿勢や、投球術もすごいものを持っている」
涌井の助言も力に変え、今季ロッテ戦での初勝利をもぎ取る構えだ。