大谷翔平2戦連発!ゴルフ打ち1号の翌日、159キロ「力」ではじき返した

9回1死一、二塁、左中間に2号3ランを放つエンゼルスの大谷(AP)
9回1死一、二塁、左中間に2号3ランを放つエンゼルスの大谷(AP)

◆メジャーリーグ エンゼルス5―8マリナーズ(30日、アナハイム・エンゼルスタジアム)

 エンゼルス・大谷翔平投手(26)が30日(日本時間31日)、2試合連続本塁打となる2号3ランを放った。本拠地・マリナーズ戦に「5番・指名打者」で先発。9回の第4打席で98・5マイル(約159キロ)直球を左中間に運び、福留(カブスなど、現阪神)に並ぶ日本人5位の米通算42発とした。これで1998年に野茂(ドジャース)が1本目を放ってから、日本人選手通算600号まで、あと2本となった。

 力負けはしない。大谷は、それだけ破壊力のあるスイングではじき返した。6点を追う9回1死一、二塁、カウント2―2からの7球目。4番手右腕・アルタビーラの内角、約159キロ直球を力いっぱいに振り抜いた。打球速度105マイル(約169キロ)の強烈な当たりは、左中間のフェンスを越えていった。

 約159キロをはじき返してのサク越えは、米42発で最も速いボールだった。前夜の29日(日本時間30日)に、内角低めに沈むボール球のカーブを“ゴルフ打ち”ですくい上げるように右翼席に運ぶ「技」を見せれば、この日は速球に反応する「力」を見せた。自身5度目の2試合連続弾。ボール球を本塁打にした前日に「ボール球は見逃すべきですし、甘い球をしっかり打つのが理想的」と話していた通り、今度は内角のストライク球に反応した。

  • メジャー日本人選手の通算598本塁打の内訳
  • メジャー日本人選手の通算598本塁打の内訳

 日本人スラッガーとしての名前も刻む一発になった。米通算42本塁打は、福留に並んで日本人5位。4位・井口(Wソックスなど、現ロッテ監督)の44発、3位・城島(マリナーズ、現ソフトバンク会長付特別アドバイザー)の48発に追いつくのも時間の問題だろう。

 3打席目までは、通算10打数無安打に抑えられている左腕・ゴンザレスの前に快音なし。打率も1割7分4厘と、本調子ではないことが明らかな中でも2戦連発を放ってみせた。7回には今季初盗塁となる二盗も成功。主砲・トラウトが夫人の出産に備えて産休制度の「父親リスト」入りしてメンバーを外れ、9回表で6点ビハインドの中でも、ひときわの存在感を放った。

  • 大谷の今季の成績
  • 大谷の今季の成績

 この日は試合前にブルペン入り。1死も奪えずKOされた初登板の屈辱を果たすため、2日(同3日)の先発への調整もした。18年に3試合連続弾は2度記録したが、3日連続弾はなし。登板に弾みをつけるためにも、バットから目が離せない。(安藤 宏太)

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9回1死一、二塁、左中間に2号3ランを放つエンゼルスの大谷(AP)
メジャー日本人選手の通算598本塁打の内訳
大谷の今季の成績
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