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【土屋真光氏 分析と展望】ディアドラ英G1ナッソーS最下位 斤量差、年齢、中2週…複数の敗因 凱旋門賞は調整再考へ

最下位の7着と精彩を欠いたディアドラ
最下位の7着と精彩を欠いたディアドラ

 牝馬限定による英国G1のナッソーS(芝1980メートル=良)が30日、グッドウッド競馬場で7頭により行われ、日本から出走したディアドラ(牝6歳、栗東・橋田厩舎)は最下位の7着。日本牝馬史上初の海外G1・2勝目はならなかった。現地で取材したフリーライターの土屋真光氏が、今回の敗因を分析し、大目標に掲げる凱旋門賞(10月4日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)に向けての今後を占った。

 ナッソーSでまさかのしんがり負けとなったディアドラ。敗因はまず上位2頭の3歳馬との斤量差(昨年3・5キロ→今年4・5キロ)、さらにファンシーブルーの強さがひとつ抜けていたという外的要因も考えられます。

 しかし、マーフィー騎手と橋田助手がそろって「全くこの馬本来の走りではなかった」と話しているように、ディアドラ自身に問題の本質がありそうです。6歳という年齢で、衰えというよりも“母馬モード”になってしまった心身の変化、久々の中2週の競馬が馬自身の走る気持ちにマイナスに働いたこと。また、調整が難しい冬場に敢行したサウジアラビア遠征(モハメドユスフナギモーターズC=2着)が意外に尾を引いたことなど、複数の原因が絡み合っているように思えます。

 大目標である凱旋門賞に向けて、状況はより厳しくなりました。凱旋門賞から逆算して馬を作るのではなく、凱旋門賞に調整のタイミングが合えば出走する、というプランに変えるかもしれません。陣営もルーチンから脱却し、再度“攻め”の調整を施すでしょう。まずはその過程を見守りたいです。(フリーライター)

 橋田調教師「いつもの伸びがなかったですね。去年のようなパフォーマンスができませんでした。ゲートも嫌がっていたみたいでした。いろいろと問題があるのかもしれません。(今後は)馬の様子を見て判断します」

<ディープ産駒Vファンシーブルーがエ女王杯参戦も>

 ○…レースを制したのは、ディープインパクト産駒のファンシーブルー(牝3歳、愛国・Dオブライエン厩舎)。1年前に天へ旅立った父の命日に、G1・2勝目をささげた。同馬は今後、愛チャンピオンSや凱旋門賞を視野に入れるが、その後についてDオブライエン調教師は「(米国の)ブリーダーズCか日本のエリザベス女王杯を考えている。私自身、(ディープ産駒の)サクソンウォリアーに騎乗し、日本のファンがサポートしてくれたことを覚えている。行けるものなら日本に行って走らせてみたい」と凱旋プランを明かした。

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