THE RAMPAGEリーダーの陣、HIROの教え胸に探し続ける最強布陣

下積み時代の苦労やプライベートなども明かしたTHE RAMPAGE・陣
下積み時代の苦労やプライベートなども明かしたTHE RAMPAGE・陣

 人気グループ、THE RAMPAGEのリーダーの陣(26)が配信番組「シブザイル~シブ8 from EXILE TRIBE~」でMCに挑戦している。EXILEの佐藤大樹(25)とともに番組を仕切るが、ゲストにはLDHの先輩が多く「緊張もあるけど勉強になることばかり」という。ランペは先日行ったLDHアーティストの配信ライブにも出演。リーダーとしての原点にはHIROの「メンバーにはそれぞれの役割がある」との“教え”があるようだ。下積み時代の苦労やプライベートなども聞いた。(ペン・国分 敦、カメラ・橘田 あかり)

 「シブザイル」は3月にスタートし、LDH所属のアーティストがゲスト出演してトークやゲームをするバラエティー番組で、普段とは違う一面が見られると好評になっている。MCにはTRIBEメンバーを代表して大樹とともに陣が抜擢された。

 「番組でも話したんですが最初は“ドッキリ”なんじゃないかなって。(関口)メンディーさんのプロ野球のドッキリとか見ているいると、半分そう思っていた所もあって、番組が2、3回続いて『ホンマなんやな』って。MCは先輩のゲストが多いのでプレッシャーめちゃくちゃあります。LDHでは上下関係をしっかり学ばさせてもらっているので、言葉の遣い方や空気の読みながら進めていかなきゃいけないと常に思っています」

 三代目JSBのボーカルの今市隆二と登坂広臣が出演した時は、2人がプリクラ撮影やストラックアウトに挑戦。ファンの間では「神回」として話題になっている。

 「お二人の出演回はヒヤヒヤしていました。スタッフさんから台本いただいた時に『本当にこれやって大丈夫ですかね』と聞いたくらいで、他の番組では中々見ないことをお二人とも快くやっていただき助かりました。今市さんとは何度かお話ししたことはあるんですが、登坂さんはLDH全体の食事会以外でご一緒させてもらったことがなかったので、お話しさせてもらったのは初めてでした。番組ではバラエティーコーナーもありますが、しっかり作品やライブに関してのトークもあるので、そこで何かを盗んでいくとか勉強していくとか。MCしながらですが、そういう入り込みは意識してやっています。自分もこの番組を通してステップアップしたいと思っています」

 ―今まで一番緊張したゲストは。

 「いつも緊張の連続なんですが、マツ(松本利夫)さん、USAさん、MAKIDAIさん、サプライズでATSUSHIさんのレジェンドメンバーが出演した時ですね。自分があこがれていた方を迎え入れる立場で、あの瞬間は今までで一番緊張したんですが、夢を追いかけていた自分に『よくここまで』といってあげたいぐらいうれしさもありました。自分はずっとフワフワして先輩方のお話しを聞いていましたが、大樹はEXILEのメンバーでもあるので、距離感を把握しながらいいリアクションしました。昔のエピソードでは質問の仕方は丁寧かつ的確で、さすがだなと感心しました」

 相方の大樹の番組進行を見ていて、自分にない感性を感じているようだ。

 「大樹は賢くて把握能力が高いですね。時々、カンペをガン見するのはありますけどね(笑い)。1時間の番組なんですが、コーナーをここで閉める時の時間の使い方がすごい上手なんですよ。僕、盛り上がったらそこをもっと盛りたいタイプなんですが、大樹はそこをいい意味で止めてくれてる。僕にはあのバッサリ(止めるのは)はできません。しばらく大樹が番組をお休みしますが、その期間は『シブザイル』を盛り下げないように、視聴者に飽きさせないように頑張っていきたいです」

 ランページは先日、7日間連続で行われたLDH所属アーティストによる配信ライブに参加した。

 「今回はツアーとは環境が違って、できることが限られていました。マックス100以上のアイデアを出して、グッと98ぐらいに引き算してもらった感じです。1日だけの公演でしかも有料のライブだったので失敗だけは避けたい。そういった部分ではアンパイとは違うステージ。絶対的にお客さんに楽しんでもらいたいと思ったので、しっかり足をつけ理想というよりも現実を見つめて作りました」

 アーティストが日替わりで登場しため、そこで差別化を狙っていたという。

 「それぞれのグループに対しての競争意識よりもその中でランペの色を出していこうと思っています。でないと、LDHのランページとして必要とされないというか、そこで色づけしていくことが、自分たちにも他のグループにとっても良くなっていくんじゃないかなと。たぶんファンの方も違いを見たいでしょう。このグループにはこんな気持ちで見て、こんな気持ちで応援したいのはあるはずで、そこはファンの方には明確に提示すべきだなと思うし意識はしました」

 ―無観客で難しかった所は。

 「コロナ禍の中でニコ動さんで3月に配信ライブをやらせてもらったんですね。その時にはむちゃくちゃ孤独感あったんですが、今回はライをするブまで時間があったのでイメージが具体的にできたというか、リアリティある空間をイメージしながらできたのが良かったですね。久々で振りももっとグダグダすると思っていましたが、そうでもなかった。そこにかけるメンバー全員の気持ちがリハーサルから燃えたぎっていたので、もう、本番が楽しみでした。踊れない期間が長かった分、ステージに立った瞬間『ダンス楽しいな』って。視聴された方の反応を見て、改めてここでパフォーマンスをしっかり見せ続けたいという思いを強くしました。ただ頑張りすぎたか、翌日は全身むち打ちみたいに首から背中にかけてめちゃくちゃガチガチになってましたね。終わって緊張の糸が切れたら一気に来た感じで『これぐらいで済んでよかったな』って他のメンバーとも話していました」

 EXILEの影響を受け中1からEXPG大阪に通い腕を磨いた。

 「僕、旗振りが上手くて(特待生に)上がったんです(笑い)。だから『練習しないとすぐ追い抜かれる』といつもヒリヒリしていました。入った時に(ジェネレーションズの中務)裕太さんは特待生でジェネのバックダンサーもやっていて、僕は特待まで5、6年かかりバックダンサーに選ばれもせずで差は感じていました。アーティストの専属バックに付くのは求められている所に到達している人たちなので。スクールでバックに抜擢される生徒を見ていると、自分の今いる場所が分かるですよ。よく『あいつ今、全国回っているんだ』とか話し合っていました」

 14年にEXILEのパフォーマー・バトル・オーディションに挑戦したが、合宿審査で落選した。

 「1次審査合格は『ここで落ちていたら夢なんかかなわん』って思っていましたが、2次合格は奇跡でした。2000人から30人ぐらいに絞られて、そこにはアーティストのバックダンサー経験者や今のランペのメンバーやバリバリの現役ダンサー、世界さんもいて『これから先は狭き門やな』って。合宿審査はジェネレーションズさんら初めてアーティストの方と一緒に過ごして力の差を痛感しました。ダンサーじゃなくパフォーマーと呼ばれるの人はこういう所が違うと…。その中でファイナルに行けなかったメンバーがランページの候補生というお話をいただいて、なんか一本の糸が見えてきた感じで『ここ絶対離さない』と思いました」

 最終審査でEXILEの新メンバーに岩田剛典、白濱亜嵐、関口メンディー、世界、佐藤大樹らが選ばれたが、そこでHIROの金言に触れアーティスト人生の活路を見いだした。

 「ファイナルの武道館は花道の陰から見ていました。5人が選ばれた時のHIROさんが『EXILEを進化させるためには一人ひとりに役割がある』っておっしゃっていて『だから選ばれたのがこの5人なんだ』と、はっきり理解できました。自分はまだランペの候補生でしたが、そこで役割を見いだしていくことがアーティストとして必要とされるポイントになること教えてもらいました。僕にとっては大きな言葉でした」

 ―大樹がEXILEの新メンバーに選ばれたが。

 「う~ん、けっこうアーティストって、周りの人たちの心を動かして行くのが大事なんですね。それをパフォーマンスや人柄から感じるのが大樹だなって。それまで自分はダンスを続けていて、うまきゃいい、カッコよければいいという感じやってたんですけど、でもそれだけではダメなんですよね。大樹は第三者にいい影響を与えていく能力に長けていて、そういう点ははものすごいと思います」

 ランページ候補生として武者修行を敢行。リーダーとしてグループを引っ張ったが現実は厳しかった。

 「武者修行で誰が生き残る以前にグループとして成長していかないと、目標にたどり着けない。EXILEさんの新メンバー発表の時『一人ひとりの役割』を感じていたので、自分にできるのは何か。年下のメンバーを引っ張っていくではないですけど、自分はそんな立場(リーダー)で接することなのかなと思いました。最初はみんなバラバラで、正式メンバーとして出発しても未熟でした。人の心を動かすのはパフォーマンスだけじゃなくて人間的な部分とか強い気持ちだったり、夢に貪欲で努力をするとか。そういったモノが低かった。だから仲良くなんかもいかないじゃないですか。極端にいうと一つのアイデアが出ても『俺はこう思っているから』『いやそうじゃない』ってみんな我を通す。意識が低いから全部がうまくいかなかったです」

 ―合宿で再起を図った。

 「はい。みんなで合宿をしてお互いさらけ出して削り取る作業をしました。そこから3グループに分かれて2回目の武者修行をしました。少人数になることで今まで16人いて隠れていた自分がパンと外に出るワケで、その時に『こんだけのことをやらなきゃいけないんだ』。それぞれが意識するようになりましたね」

 だが、2回目の武者修行を経てもデビューの声はかからなかった。

 「デビューできなかったことには『シナリオ通りじゃないんだな』と。前回はシナリオ通りに武者修行して正規メンバーになった。自分たちの中にも2回目も『(デビュー話が)来るんじゃないか』というものあったんですが、僕は『何で?』と疑問もなかったし、来ない方がいいと思っていました。悔しいとか1ミリもないです。自分たちに進化を求められ、しっかり積んでいくべき時間があると感じていましたから。そこからマネジャーさんやスタッフさんの仕事を体験しました。パフォーマンスする上で、裏方さんの言動をきっちり理解しないとダメだって。ペットボトル1つもらった時も、裏の仕事を知ってたことで感謝の気持ちも違ってきました。それは今も僕たちの中で生きていてます」

 17年についにデビューを勝ち取るが、常にリーダーとして役割を感じている。

 「デビューの時には、やっとですがみんな同じ方向を向いていました。自分もグループをまとめないといけない思いはより強くなっていて、ハンバーグでいう挽肉のつなぎじゃないですけど、そういう立場にならなきゃいけないと思って、常に空気作りとか意識しています。メンバー一人ひとりへの接し方も違ってきますが、その中でこことこのメンバーをつなげたりとか、うまく動かしたいとかはずっと考えていますね」

 「人にはそれぞれ役割がある」―。HIROの教えを胸に進化を誓う姿は清々しい。もっと役者での彼を見てみたい。

 ◆陣(じん)本名・坂本陣。1994年4月28日、大阪府生まれ。26歳。中学からEXPG大阪校に通い、14年にEXILEのパフォーマー・バトル・オーディションに応募。合宿審査で落選するも、THE RAMPAGEの候補生に選ばれる。武者修行を経て正式メンバーとなり、メンバーのLIKIYAとともにリーダーに就任。17年1月に「Lightning」でデビュー。同年からbayfm「WEEKEND THE RAMPAGE」をボーカルのRIKUと共に担当。今年、朗読劇「もう一度君と踊りたい」に出演。血液型AB。

下積み時代の苦労やプライベートなども明かしたTHE RAMPAGE・陣
「シブザイル」でMCを務めるTHE RAMPAGEの陣
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