男子ゴルフが9・3再開へ…来月5日から入国緩和 外国人賞金シード選手出場メド

18年のフジサンケイクラシックで初優勝した星野陸也
18年のフジサンケイクラシックで初優勝した星野陸也

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で4月以降、15大会が中止&延期されてきた国内男子プロゴルフツアーが、9月のフジサンケイクラシック(3~6日、山梨・富士桜CC)から再開される見込みとなったことが30日、分かった。再開への最大の懸案事項だった外国人賞金シード選手の入国制限が、8月5日から緩和されることが決まったため。プロアマ戦は行わず、無観客開催を予定している。

 国内男子ツアー再開への扉が大きく開いた。外務省が29日に入国拒否対象地域などを除き、現在出国中の在留資格保持者の再入国を8月5日から認めることを発表。複数のツアー関係者によると、入国制限の発令される4月2日以前に出国している韓国、中国、タイ、オーストラリアなどの外国人シード選手がこの対象になるという。来日前にPCR検査を受け、「陰性」判定されたことを条件に8月5日以降に再来日が可能に。来日後は2週間の自主隔離が必要となるといい、最速で9月のフジサンケイクラシックからの参戦が可能だ。

 世界の主要ツアーは韓国女子が5月、米男子は6月から再開し、米女子も今週再開予定。国内女子は6月末のアース・モンダミンカップで開幕した。国内男子ツアー再開がこれまで遅れた最大の要因は、新型コロナによる入国制限だった。賞金シード65人中、S・ノリス(南アフリカ)、崔虎星(韓国)ら31人と外国人が47%を占める(2人は兵役で今季は参戦せず)。時松隆光選手会長(26)や多くの日本人選手からも「外国人選手抜きでのツアー開催は不公平」との声も出ていた。

 そのため、国内男子を主管する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は、外務省や法務省と入国制限緩和について、協議や申し入れを重ねてきた。田島創志・競技担当理事(43)は6月に「ある程度のメンバーが入国できる段階で試合を行う」と明言。フジサンケイ―の大会主催者は開催に前向きの姿勢だという。緊急事態宣言が再発令された場合は中止の可能性も残すが、今後、本格的に準備を進めていく見込みだ。

  • 国内男子ツアーの今季日程

    国内男子ツアーの今季日程

 JGTOは6月、20年と21年の統一シーズンとしての開催を決定。青木功会長(77)は「早く(試合を)やりたいと思っているんですけども、もろもろが解除されないと前に進めない」と話してきた。最大の懸案事項が解決し、男子ツアーが約8か月ぶりに動き出す。

 ◆在留資格とは 日本に住むために「法務省管轄」の入国管理局が許可するもので、プロスポーツ選手や俳優らが対象の「興行」のほか「研究」「芸術」「留学」などに分かれる。今回、外務省は在留資格を有する外国人について、入国拒否対象地域指定以前に日本を出国した者は8月5日より再入国を認めると発表。また、日本の査証(ビザ)は外国にある「外務省管轄」の日本の大使館や領事館が発給し、パスポートの有効性を確認して日本入国を推薦するものであり、ビザ=在留資格ではない。

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