秘術「英春流」の使い手・野原未蘭アマが女流2級資格を獲得 倉敷藤花戦でベスト8に進出

女流2級の資格を取得した野原未蘭さん
女流2級の資格を取得した野原未蘭さん

 将棋の第28期倉敷藤花戦のトーナメント3回戦・室田伊緒女流二段(31)対野原未蘭(みらん)アマ(16)戦が29日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われ、後手の野原アマが84手で勝ち、ベスト8に進出した。規定により、女流2級(女流棋士正資格)の資格を獲得した。既に資格申請の意向を示しており、日本将棋連盟所属の女流棋士となる。

 女流棋士になるには、日本将棋連盟の育成機関「研修会」でB2クラスまで昇級するか、各女流棋戦でのベスト8進出など規定の成績を残す必要がある。後者の規定は2018年4月に制定されたばかり。同年にアマチュア時代の礒谷真帆女流初段(18)=日本女子プロ将棋協会(LPSA)所属=が資格を獲得しており、2例目となる。

 野原アマは富山市生まれ。5歳で将棋を始め、9歳から金沢市の道場「晩成塾」で元奨励会三段・鈴木英春さんの指導を受け、鈴木さんが考案した独創的戦術「英春流」を武器に戦ってきた。昇級を決めた本局でも、室田女流二段の初手▲7八飛に対して2手目に△6二銀と上がる自らの戦い方を貫いた。局後は「勝ててすごくうれしい。これからは一局一局大切にしたい」と喜びを語った。

 2018年の中学生名人戦では女子として史上初優勝。数々の女流棋士を輩出した女流アマ名人戦では昨年まで史上初の3連覇を成し遂げた。

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