巨人の畠世周投手(26)、田口麗斗投手(24)が28日、1軍に合流した。
先週まで先発ローテをまわっていた今村、サンチェスが出場選手登録を抹消され、先発2枚が足りない状態。宮本投手チーフコーチは25日のヤクルト戦(神宮)の試合後に「ファームで頑張っている畠とか、田口もしっかりしたピッチングができている」と2投手の昇格を示唆していた。畠は31日、田口は8月1日の広島戦(東京D)で先発する可能性が高い。
畠は2月下旬に右肩周辺の肉離れで離脱し、順調に回復したが開幕は2軍スタート。これまでイースタン・リーグで3試合に登板。1勝1敗、防御率1・15、17奪三振をマークと安定した成績を残している。前回先発した22日の同リーグ・DeNA戦(G球場)では7回1/3を投げ2安打3四球無失点、12奪三振と快投していた。
田口は開幕ローテ入りを果たしたが、先発した4日の中日戦(東京D)で、3回を投げ終えたところで左太もも裏の張りで降板。19日のイースタン・リーグのロッテ戦(東京D)で実戦復帰を果たし、25日の同リーグ・ロッテ戦(東京D)では6回を投げ1安打無四球無失点、9奪三振と完全復活をアピールしていた。