【富山】高岡第一の146キロ右腕、佐伯成優にプロ6球団が視察「ボールの質が良く、将来性を感じる」

力投した高岡第一の右腕、佐伯
力投した高岡第一の右腕、佐伯

◆高校野球 富山代替大会 ▽2回戦 高岡第一6―2富山商=延長10回=(26日・高岡西部)

 シード校の高岡第一が、実力校の富山商に逆転勝利して初戦突破した。プロ注目の146キロ右腕、佐伯成優(なりまさ、3年)は1―0の7回から登板し、最速142キロを計測。しかし、甘く入ったストレートを狙われ、2安打、3四死球、2失点と精彩を欠いて8回で降板した。タイブレークの延長10回に4得点で逆転勝利し、佐伯は「力んでしまった。自分のせいで終わってしまうところだったが、逆転してくれてありがたいです」とチームメートに感謝した。

 187センチ、83キロの体格で、長い腕から投げ下ろすストレートと、切れのあるスライダーが武器だ。高い将来性を期待され、夏前にはプロ12球団が視察。この日のネット裏では、中日、広島、ソフトバンク、日本ハム、西武、ロッテの6球団が訪れた。中日の音重鎮スカウトは「今日は本来の出来ではない。前回に見た時は指にかかって、質のいいボールだった。身長も高く、いいものを持っている」と話せば、広島の高山健一スカウトは「ずっと見てきたが、ボールの力があり、将来性を感じる。ボールの質はいい」と評価した。

 学校の休校中には近所の河川敷で走り込んだり、腕立て、腹筋など、体幹を鍛えてきた。「次の試合ではみんなを助けたい。球速にはこだわらずに抑えます」と佐伯。悔しさをバネにして、チームの勝利に貢献する。(中田 康博)

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