鯖江、5年ぶりの全国切符!目指すは15年以来の日本一…第51回日本少年野球選手権大会福井県支部予選

5年ぶりの選手権出場を決め、笑顔の鯖江ナイン
5年ぶりの選手権出場を決め、笑顔の鯖江ナイン

◆第51回日本少年野球選手権大会福井県支部予選 ◇中学生の部▽決勝 敦賀ボーイズ2―10鯖江ボーイズ=6回コールド=(5、12、19日、三国運動公園野球場ほか)

 「リポビタンカップ第51回日本少年野球選手権大会」(8月8~13日、大阪シティ信用金庫スタジアムほか)の福井支部予選は19日、決勝が行われ、鯖江ボーイズが敦賀ボーイズを相手に10―2で6回コールド勝ち。初戦からすべてコールドで勝ち上がり、日本一に輝いた2015年以来、5年ぶりの選手権出場を決めた。敗れた敦賀はあと一歩届かなかったが、選手権予選ではここ7年連続初戦敗退からの大躍進。来季への雪辱を誓った。

 守り切れば選手権切符を手にする6回、1点を返されてなお1死一、三塁のピンチ。ここまでマウンドを守った桶谷の前に打球が転がった。併殺に打ち取り、優勝を決めた。いつもの年のように、派手に抱き合うことはなかった。静かに5年ぶりの選手権出場を喜びあった。「今日は集中力も高かったし、気持ちが入っていた。私は何もしていません。選手が自分たちで勝った試合」と佐々木監督は称賛した。

 先発の桶谷は初回からエンジン全開。2回にミスで失点したが、乱れることなく完投勝利した。新型コロナの影響でチーム練習が出来ない中、サイドスローにフォームを改造した。「プロの選手を参考にした」と一番のお手本はソフトバンクの嘉弥真だ。浮き上がる球は敦賀を苦しめ、6回3安打2失点に抑え、三振も7つ奪った。急成長の背番号29に佐々木監督も「うれしい誤算」と笑顔を見せた。

 頼れる主将の存在も大きかった。2回2死三塁、山根が先制点をたたき出す右前適時打を放つと、3回にも右中間へ適時二塁打を打ち大活躍。しかしその存在感はバットだけではない。ベンチでは常に選手に声を掛けた。「何の話をしたかは覚えていない」とは言うが、監督抜きで緊急ミーティングをするなどベンチの空気を支え続けた。指揮官も「山根ですね。本当に大きかった。最高のキャプテン」と全幅の信頼を寄せた。

 出場するはずだった春の全国大会は中止となった。「悲しかった」と山根主将。それでも「春の王者としてのプライドがあった」と、予選3試合すべてコールド勝ちで夏の出場権をもぎ取った。選手権は日本一に輝いた15年以来の出場だ。「優勝する喜びも1回戦で負ける経験もさせて頂いています」と佐々木監督は大舞台へ向けて虎視眈眈。山根主将も「(目標は)全国制覇です」と言い切った。“強い鯖江”が選手権に帰ってくる。

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