ケンブリッジ飛鳥が10秒22で優勝「今日は気持ちいい」

東京選手権男子100メートルを制したケンブリッジ飛鳥
東京選手権男子100メートルを制したケンブリッジ飛鳥

◆陸上 東京選手権 第2日(24日、東京・駒沢陸上競技場)

 男子100メートル決勝で、16年リオ五輪400メートルリレー銀メダルのケンブリッジ飛鳥(27)=ナイキ=が大会新記録の10秒22(向かい風0・8メートル)をマークして優勝した。23日の予選とこの日に行われた準決勝でも大会記録を更新。3レース連続で記録を伸ばし、今季初戦を最高の形で締めくくった。

 2位に0秒25、距離にして2メートル以上の大差をつける快勝だった。ケンブリッジは「金メダルは久しぶりですね。決勝は10秒15あたりを目標にしていた。準決勝までは手応えもあったが、意外とレースの疲れも感じて」。2日で100メートル3レース。日々の練習とは異なる緊張感もあって、心と体の感覚に多少のズレがあった。だが「3本通して、自分のイメージ通りの走りはある程度できた」と走る度に大会記録を更新する快走をみせた。

 収穫も得られた。「去年までと比べて、入りからうまく出られるようになった。無理な力を使わずに、流れるように走れている」。体の上下のバランスがかみ合わなかった昨季を反省し修正。片足スクワットなど、片方の足でもしっかり力を発揮できるような安定感を養ったのが奏功した。

 次戦は、五輪会場の国立競技場で開催予定のセイコーゴールデングランプリ(8月23日)を視野に入れる。今季の大目標は、日本選手権(10月、新潟)でのタイトル獲得。五輪切符の選考材料となる来季へ、弾みをつけることがテーマになる。17年9月に桐生祥秀(日本生命)が日本初9秒台をマークして以降、男子100メートルの競争は激しさを増すばかり。経験値を積み、着実に成長を遂げるリオ五輪銀メダリストは「4年前は勝ちたい気持ちが強かったけど、今は負けたくないという気持ちが強い」と、プライドをにじませていた。

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