出雲駅伝中止へ…学生3大駅伝開幕戦、青学大・原監督懇願「なんとか開催を」

19年の出雲駅伝で一斉にスタートする各校のランナー
19年の出雲駅伝で一斉にスタートする各校のランナー

 学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(10月11日、島根・出雲市)が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が検討されていることが22日、関係者の話で分かった。27日に出雲市が開催可否を発表する見込み。開催されなければ、台風で中止となった2014年以来、2度目。

 関係者によると、日本学生陸上競技連合とともに大会を主催する出雲市が首都圏を中心に感染が再拡大していることやボランティアの確保が難しいことを懸念しているという。

 出雲駅伝は1989年に第1回大会が行われた。現在は出雲大社前スタート、出雲ドーム前ゴールの6区間45・1キロ。10区間217・1キロの箱根駅伝、8区間106・8キロの全日本大学駅伝に比べて、はるかに短く「スピード駅伝」と呼ばれ、例年10月に開催されてきた。

 中止検討を受け、青学大の原晋監督(53)は自身のツイッターで「なんとか開催実現を!」と投稿。その後、スポーツ報知の電話取材に「公道を走らせてもらっているので、地元の賛同を頂くことが大前提。100%の賛同は不可能でしょうが、開催することのプラス面もある。順位や記録の判定にカメラを使うなどで、審判やスタッフの数を減らせる。どうすれば大会を開催できるのか、前向きな議論をしてほしい」と持論を展開した。

 青学大は出雲駅伝1週前の奥球磨駅伝(10月4日、熊本)に出場予定。今年から新設された同駅伝は高校、大学、実業団の男子チームが一斉スタートし、同じ総距離(42・195キロ)を大学・実業団は4区間、高校は7区間で争う。熊本はコロナ禍に加え、豪雨災害に見舞われた。それでも、主催者は開催に向けて準備を進めており、原監督は「若者は大人のチャレンジを見ている。チャレンジしない大人ばかりでは将来、若者はチャレンジしない大人になってしまう」と訴えた。

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