【宮城】仙台育英がコールド勝ち…プロ注目の大型遊撃手・入江大樹がスカウト7球団にアピール打

スカウト陣らの前で4打数2安打を放った仙台育英の入江
スカウト陣らの前で4打数2安打を放った仙台育英の入江

◆高校野球代替大会 ▽宮城3回戦 仙台育英9-1聖和学園=7回コールド=(22日・仙台市民球場)

 第1シードの仙台育英が、聖和学園を9-1の7回コールドで下した。先発したエース左腕・向坂優太郎(3年)は、今年初の公式戦マウンドで3回無失点と好投。打線も16安打と爆発し、プロ注目の大型遊撃手・入江大樹(3年)も、3打数2安打と活躍し、訪れたスカウト陣らにアピールした。

 今年初の公式戦マウンドにも、不動のエースは緊張の色を見せなかった。向坂は初回、スライダーとツーシームを駆使して聖和打線を三者凡退に抑えると、2回は先頭打者に安打を浴びるも、以降三者連続三振。「立ち上がりは良かった、試合を作れたかな」と振り返った。

 3回には、2死から連続安打を浴びるも無失点にこらえた。「ピンチを作っても点をやらなかったのは、背番号1らしい投球」と須江航監督(36)は評価したが、本人は、「自分がいい流れを作って(後続に)渡したかったけど、できなかった」と反省。続いてマウンドに上がった左腕・後藤佑輔(3年)は、高校では初の公式戦マウンドにもかかわらず、4回、5回を三者凡退に抑える好投を披露。向坂は、「後藤が悪い流れを切ってくれた」と感謝しながら、「改めて継投の良さがわかった」と笑顔を見せた。

 投手陣らの力投に応えるように、初戦の13安打に続き、この試合も16安打と圧倒的な強打力を披露した。この日は、プロ注目の大型遊撃手・入江大樹(3年)の視察に、プロ7球団が訪れた。入江はこの日3打数2安打の活躍で、チームの3回戦突破に貢献。中日・米村明スカウトは、「あの身長で腰高もあるかもしれないけど、ショートの動きは悪くない。将来性もあるし、大きく育つものがある」。打撃については、「昨年、明治神宮大会の天理戦で3ランを放ったときの、いい状態に戻りつつある」と評価した。

 指揮官は「秋までは下級生が打つチームだったけれど、3年生に力がついてきたのがわかった」と評価。今大会には38人の3年生“全員出場”を掲げながら、県王者を目指す仙台育英にとって、今は理想的な状態。次戦の気仙沼戦(25日、石巻市民)も、全員野球で白星を挙げる。(小山内 彩希)

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