地区7連覇中ドジャース、V8へ投打盤石…MLBナ西地区展望

ドジャースタジアムに登場した書き割りのファン(ロイター)
ドジャースタジアムに登場した書き割りのファン(ロイター)

 新型コロナウイルス感染拡大によって各球団60試合制の史上最少の消化数で始まる米大リーグ。23日から予定よりも約4か月遅れで開幕するが、同地区と他リーグの同地区相手だけの対戦となった。毎年恒例の各地区の展望を6回に渡ってお送りする。最終第6回はナ・リーグ西地区。

  • ドジャース
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 地区7連覇中のドジャースが今年も投打に盤石。一昨年ア・リーグMVPのベッツを獲得し、昨年10人が座った先発1番打者が固まった。昨季MVPベリンジャーが4番に座り、非の打ち所のない強力打線。一方、前田健太をツインズに放出した先発陣では、通算150勝の移籍組プライスが新型コロナウイルス感染拡大を懸念して全休を発表。カーショー、ビューラーに続く3番手以降が、手薄なのがやや気がかりだ。

  • ダイヤモンドバックス
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 ダイヤモンドバックスも昨季12勝したリークがコロナで全休。左腕バムガーナーが加わり、レイ、新鋭ウィーバーらと強力先発スタッフになるところだっただけに痛い。野手陣は強打俊足のS・マーティ、エンゼルス・大谷翔平のチームメートだったカルフーンを補強。ドジャースに一泡吹かせられるか。

  • ジャイアンツ
  • ジャイアンツ

 ジャイアンツの浮上は、トミー・ジョン手術から昨年終盤に戻ったクエト次第。6年契約で1年目18勝も、以降3年間でわずか12勝に終わった右腕の完全復活が待たれる。打線は12年のMVPポージー捕手がコロナで全休。攻守の要だけに大きな痛手。また、ロンゴリア、ベルトが開幕は負傷者リスト入りも発表され、苦しい戦いを強いられそうだ。

  • ロッキーズ
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 打球が飛びやすいデンバーを本拠にするだけに、ロッキーズの打線はストーリー、ブラックモン、アレナドと30本塁打トリオをそろえるなど折り紙付き。問題は投手陣だが、一昨年の17勝から3勝と絶不調だった左腕フリーランドが復活するようなら、上位進出もありえる。

  • パドレス
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 豪華打線はパドレスも同じ。球宴の常連マチャド、ホズマーのベテランに加え、故障で84試合に終わったものの三拍子揃った21歳の遊撃手タティスと将来のスターもいる。先発陣はこちらも手薄。昨年のトミー・ジョン手術から戻ったばかりの右腕リチャーズが5年前に15勝したときのようなピッチング甦るようなら面白い存在となるが。

 ▼メジャー今季の主な試合方式概要 〈1〉全試合DH制、〈2〉延長戦はタイブレーク制、〈3〉ベンチ入り最初の2週間は30人、〈4〉コロナ対策の指針を守る事が義務づけられており、乱闘やつば吐き禁止、審判に詰め寄った場合即退場。

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