青学大・原晋監督が出雲駅伝中止検討に言及「若者にチャンスを」 1週前の奥球磨駅伝に参戦予定

青学大・原晋監督
青学大・原晋監督

 今年の第96回箱根駅伝(1月2、3日)で2年ぶり5度目の優勝を果たした青学大の原晋監督(53)は22日、学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(10月11日が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が検討されていることについて自身のツイッターで開催実現を望んだ。

 「出雲駅伝中止検討!? 毎年出雲に入るたびに『おかえり』と温かく迎えて頂く三大駅伝初戦。昨年度アンカー決戦で敗れ項垂れている時、多くの出雲市民の皆様から感動有難う!いつも生きる勇気頂いてるよ…と。選手は規則正しい生活をし日々練習に励んでいる。コロナ感染者も0。なんとか開催実現を!」(原文まま)とつづった。

 投稿後、スポーツ報知の電話取材に応じた原監督は真意を説明。「公道を走らせてもらっているので、地元の方々の賛同を頂くことが大前提。100%の賛同は不可能でしょうが、開催することのプラス面もあると思う」と話した。

 また、出雲駅伝に限らず、大会を主催、運営するリーダーについても言及。「大人は、どうすれば大会を開催できるのか、前向きな議論をしてほしい。今、多くの若者がチャレンジの機会を失っている。若者にチャンスを与えてほしい。若者は大人のチャレンジを見ている。チャレンジしない大人ばかりでは将来、若者はチャレンジしない大人になってしまうでしょう」と訴えた。

 具体的な例として挙げたのが、出雲駅伝の1週前に開催予定の奥球磨駅伝(10月4日、熊本・多良木町役場発着)。今年から新設された奥球磨駅伝は高校、大学、実業団の男子チームがカテゴリーの枠を越えて一斉スタート。42・195キロを大学・実業団は4区間で、高校は7区間で争う画期的な大会だ。地元ではコロナ禍に加え、深刻な豪雨災害に見舞われた。それでも、大会主催者は開催に向けて準備を進めている。

 2チームを送り込む予定の青学大の元には先週、大会側から参加依頼の文書が届き、「新型コロナウイルス感染症が蔓延し、豪雨災害に見舞われた今、多くの人に元気を与えるという意味でも、この大会を開催できるように準備を進めています」と明記されていたという。「奥球磨駅伝の関係者の皆さんのチャレンジに感銘した。無事に開催されることを願っているし、ぜひ、地元の皆さんに青学大の元気な走りを見てほしい」と熱い口調で話した。

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