22日放送のフジテレビ系「バイキング」(前11時55分)で、今日からスタートした政府が国内旅行代金の一部を補助する「Go To トラベルキャンペーン」について特集した。
スタジオでは、東京を除外しキャンセル料などを巡り政府の方針が二転三転したことを中心に議論した。
また、21日に赤羽国土交通大臣がキャンペーンの対象に「22日から26日までの当初の何日間はシステム的には間に合わない部分があるので現実的には22日からの段階では、後付けで対象になるかどうか分かると思います」との発言を紹介した。
フジテレビの上席解説委員の平井文夫氏は、こうした政府の対応に「ある種のポピュリズム政治ですよね。人から言われて変える、バカにされて笑われる」と指摘した。続けて「でもなぜ、こんな不細工なことを安倍政権が続けてるかわかります?」とMCの坂上忍に尋ねた。これに坂上は「わかんない」と返すと、平井氏は「それは困っている観光業界の方がいるからなんですね」と答えた。
その上でGoToキャンペーンは「とってもダメなシステムですけど、何とかして増やさないと本当に明日、あさって迎えられない人がいっぱいいるんで、たぶん安倍政権はどれだけバカにされてもGoToキャンペーンは続けざるをえない」と解説した。
この意見にタレントの峰竜太が「じゃぁ東京は外すことなかったですよね」と指摘すると、平井氏は「まず東京を外さないともたなかったでしょうね」と返していた。