◆JERAセ・リーグ公式戦 阪神9―4広島(21日・甲子園)
阪神が4本塁打の一発攻勢で、今季初の貯金生活に転じた。広島に先取点を許した直後の初回にサンズが同点の4号ソロ。その後も糸原、大山、北條がアーチで続き、カープ投手陣を打ち崩した。お立ち台に上がった糸原と北條は、さらに白星を積み上げていくことを誓った。
―糸原キャプテンにお話をうかがいます。3回に見事な2ランでした
糸原(以下糸)「何とか塁に出ようと思ったんですけど、自分でもビックリするような本塁打が出て最高でした」
―プロに入って左翼に一発は
糸「初めてです。完璧でした!」
―12試合連続ヒットになった
糸「チームに貢献する気持ちで毎日試合に出ているので。いい結果になって、本当に『最高です!』」
―いつもと違う登場曲で打席に入った
糸「4打席目のスリルはキャンプを思い出して。でもサインがバントだったんで、ちょっと恥ずかしかったです」
―チーム状態が良い
糸「とてもいいですし、後からいく、今日だったら北條がすごいいい活躍したので。後からいくメンバーもすごいいい仕事をしてくれているので、連勝を伸ばして頑張っていきたいと思います」
―北條さん、2点差に迫られた中、貴重な本塁打でした
北條(以下北)「ずっと打ってなかったので、前に飛んだのも久しぶりで興奮していました」
-手荒い祝福があった
北「最近もやもやしていたので、スッキリしました」
―試合に出られず、悔しい思いもしていたと思うが
北「まあ結果が出なかったのは自分の責任でもあるんで。今日をきっかけにどんどん出て、今日みたいな仕事をしていきたいなと思います」
―大好きな夏が本格化する
北「期待して下さい! お願いします」
―チームは今季初の5連勝、そして貯金生活に突入した
糸「これもファンの皆さんのおかげだと思うんで、明日も勝ちます」
北「勝った試合に出たのが初めてなんで。これからも勝ち試合に出られるように頑張ります」