【山口】プロ注目の早鞆・渕上竜椰が2回完全で9球団スカウトにアピール…大越基監督の教え子で初のプロ入り目指す

2回を投げ無安打無失点4奪三振と好投した早鞆・渕上竜椰(カメラ・森脇 瑠香)
2回を投げ無安打無失点4奪三振と好投した早鞆・渕上竜椰(カメラ・森脇 瑠香)

◆高校野球代替大会 ▽山口・1回戦 早鞆11―0下関北=5回コールド=(19日、オーヴィジョンスタジアム下関)

 山口では、元ダイエー(現ソフトバンク)の大越基(もとい)監督(49)が指揮する早鞆が5回コールド勝ちで初戦を突破した。プロ注目の最速146キロ右腕・渕上竜椰(3年)が4回から登板。2回を無安打4奪三振で無失点に抑え、9球団のスカウトにアピールした。

 両チームが静まりかえった。プロ注目の渕上は大量11点のリードを背負った4回に登板し、2回4奪三振の完全投球で試合を締めた。最速は144キロをマークしたが、「コントロールを中心に考えた。良くも悪くもなく、いつも通り」と冷静だった。プロ9球団14人のスカウト陣が視察する中、堂々の投球。巨人の渡辺スカウトは「思いっきり投げているわりにはコントロールがいい」と評価した。

 1989年夏の甲子園で、エースとして仙台育英(宮城)を準優勝に導いた元ダイエーの大越監督がチームを率いる。自身も元投手だが、戦略やメンタル面を指導し、技術的なことは教えていないという。それでもこの日の渕上については「(渕上は)成長している。状況を見て投げられるようになっている。上手く力も抜けて、余裕が出てきた」と評価した。

 最速146キロ右腕は「プロ一本です。育成でも入りたい」とプロへの強い憧れを口にした。大越監督によれば、教え子がプロ入りすれば初めて。渕上は得意球のチェンジアップを生かし、緩急あるピッチングでプロへのアピールを続ける。(森脇 瑠香)

 ◆渕上 竜椰(ふちがみ・りゅうや)2002年6月1日、福岡・飯塚市生まれ。18歳。潤野小1年時に「二瀬スネーク」で野球を始める。鎮西中では硬式の「飯塚ボーイズ」でプレー。早鞆では1年夏からベンチ入りし、2年で背番号1をつける。遠投110メートル。50メートル走6秒9。参考にしている投手はエンゼルス・大谷翔平。180センチ、85キロ。右投右打。

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