宝塚歌劇、約4か月ぶり再開!花組新トップスター柚香光「エンタメ業界にも影響する責任感じて最善尽くす」

スポーツ報知
兵庫・宝塚大劇場で約4か月ぶりに再開された宝塚歌劇の花組公演「はいからさんが通る」のフィナーレ。左から永久輝せあ、華優希、新トップ・柚香光、瀬戸かずや、水美舞斗。密を避けるため、大階段に下級生の姿はなし

 宝塚歌劇花組公演「はいからさんが通る」が17日、兵庫・宝塚大劇場で初日を迎えた。本拠地では3月9日の星組公演千秋楽以来、130日ぶりの再開。歌劇としては3月22日の東京宝塚劇場での雪組千秋楽以来、117日ぶりとなった。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、劇場内につながる4か所の入口は、正面ゲート前の1か所に絞って、自動検温装置を5台配備。客席総数2550のところ、最前列などは使用せず、1席置きに空きを作って1274席のみ使用。立ち見も通常約150人可能だが、20人に限定した。それでも「拍手は満杯の時と変わらないぐらい。泣いておられる方もいました」と宝塚市在住の女性ファン。

 「はいからさん―」は新トップスター・柚香光(ゆずか・れい)の本拠地お披露目公演で、本来は3月13日に開幕予定だったが、再三にわたって開幕延期となっていた。2017年に外部劇場で上演した出世作の再演。オーケストラの生演奏はなく録音の曲を流したが、大立ち回りなど演出面ではコロナの影響はなし。一方、ショーでは舞台上で一斉に踊る人数を絞り、フィナーレの最後でラインダンスのダンサーが立つことが多い大階段には誰も並ばなかった。

 トップスターの大きな羽根を背負った柚香は、カーテンコールに4回も登場。「休んでいる間に舞台を愛していることを実感しました」と感極まった様子で話した。

 自身の主演作でのタカラヅカ再始動。柚香は「心から感謝したい。たくさんの方々が大変な思いをして、闘い続けた結果。その思いを裏切ることのないよう務めてまいりたい。私たちの公演がどのように日々を重ねていけるかによって、宝塚だけでなく、エンタメ業界にも影響してくると思う。その責任も感じて最善を尽くしたい」と気合を込めた。

 先月30日に2回目となる集合日(稽古開始)を迎え、生徒の密を避けるため、稽古場を分散。大劇場の舞台も練習の場にしたり、リモートで稽古場をつないだりして作品づくりに挑んだ。「2人以上で会食しない」など生徒間のガイドラインも作成。小川友次理事長(63)は「生徒が気持ちを折らず、自粛の時も家でリモートで稽古に励んでくれた。集合日の時の彼女たちの目を見て感動で涙しそうでした。まだまだ黄信号を渡っていかなければいけないが、最善を尽くして夢と感動をお届けしたい」と話していた。

 東京宝塚劇場では星組公演が今月31日に開幕する(9月20日まで)。

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