卓球・張本智和、藤井聡太新棋聖は「勇気をくれる憧れの存在」…同世代の快挙を祝福

2017年、スポーツ報知の企画で対談し、互いを刺激し合った張本智和(左)と藤井聡太四段(当時)
2017年、スポーツ報知の企画で対談し、互いを刺激し合った張本智和(左)と藤井聡太四段(当時)
藤井聡太新棋聖が達成した最年少記録
藤井聡太新棋聖が達成した最年少記録

 卓球男子の東京五輪代表で世界ランク4位の張本智和(17)=木下グループ=が16日、藤井聡太新棋聖の史上最年少タイトル獲得を受け、スポーツ報知に祝福のメッセージを寄せた。1学年上の藤井新棋聖とは、ともに中学生だった2017年末に本紙の対談企画で初対面。同世代で同じ競技者として大きな刺激を受けていた。(取材・林 直史)

 藤井聡太さん、史上最年少でのタイトル獲得、本当におめでとうございます。たくさんの方の注目と期待を一身に受ける中で、その重圧を乗り越えてこのような素晴らしい結果を残されたこと、同世代として、また同じ競技者として自分のことのようにうれしく思います。

 (対談で初対面した)当時は将棋界で何十連勝もされているということで、本当に雲の上の人という存在に思っていました。ですが、実際にお話ししてみると好きな科目や苦手な科目に共通点があったり、意外と僕より足が速かったりと、とても親近感を感じました。お互いの競技にかける思いも含めて同世代として共感できる部分が多く、対談の中でいい刺激をもらえたのを覚えています。

 2017年に初めて「四段」の藤井さんにお会いして、今では「七段」。考えられないスピードで段位を上げられていくのをニュースでチェックしていました。僕自身がなかなか勝てない時期に、藤井さんのニュースを聞くたびに勇気をいただいていました。ただただ「すごいなあ」という思いと、僕ももっと頑張らなくてはと鼓舞される部分がありました。常にたくさんの刺激を受けている憧れの存在です。

 新型コロナウイルス感染拡大や大雨による各地の甚大な被害など、悲しいニュースの多い中で、今回の藤井さんのタイトル獲得は世の中を明るくするような、希望の光をくれる歴史的な勝利であったかと思います。改めて、本当におめでとうございます。今はお会いすることはかないませんが、いつの日かまた藤井さんとお会いして、将棋でお手合わせいただける機会が来ることを心待ちにしています。

 今の僕の最大の目標である東京五輪は延期となってしまいましたが、藤井さんのタイトル獲得を受けて、負けてはいられないぞ、といい刺激をいただきました。モチベーションを切らさずに前向きに練習に取り組み、五輪でのメダル獲得をより確実なものにできるように僕も頑張ります!(張本 智和)

 ◆張本 智和(はりもと・ともかず)2003年6月27日、宮城・仙台市生まれ。17歳。両親の影響で2歳から卓球を始め、小学1年から全日本を世代別7連覇。16年世界ジュニア選手権優勝。初出場した17年世界選手権個人戦は8強。18年全日本選手権、ワールドツアー・グランドファイナルで史上最年少V。19年W杯準優勝。最新の世界ランクは4位。175センチ、65キロ。

 ◆藤井七段と張本の天才中学生対談 15歳の藤井四段(当時)が将棋史上最多の29連勝を記録し、14歳の張本が世界選手権で史上最年少で8強入りを果たした17年の年末に実現。お互いの競技や「名人」「五輪金メダル」と将来の夢について語り合った。学校生活などにも話題は及び、50メートル走のタイムで7秒5の張本を6秒8の藤井四段が上回る意外な一面も明らかに。

2017年、スポーツ報知の企画で対談し、互いを刺激し合った張本智和(左)と藤井聡太四段(当時)
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