むつ市・宮下宗一郎市長、「GoToキャンペーン」は「『今じゃないでしょ』と、ほとんどの首長さんが考えている」

「情報ライブ ミヤネ屋」MCの宮根誠司氏
「情報ライブ ミヤネ屋」MCの宮根誠司氏

 16日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・後1時55分)では、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた観光分野の需要喚起策「GoToキャンペーン」に対して、地方の首長を中心に異論が出ていることを取り上げた。

 この日の番組には同キャンペーンについて、「感染が拡大したら人災」と批判した青森・むつ市の宮下宗一郎市長(41)がリモートで生出演。「『今じゃないでしょ』と、ほとんどの自治体の首長さんがそう考えているでしょう」と、まず話した上で「これまで、むつ市民の皆様がステイホームや対策をして我慢してきたんです。子どもたちも修学旅行とかキャンセルして、(感染者)ゼロを継続している。そのさなかに全国一律で(むつ市に)来られたらどうなるか。これは誰が考えても分かることだと思います」と強い口調で話した。

 その上で「今、経済と(コロナとの闘いの)両立を地方は始めていますよ。経済が回り始めたところに、なぜ、全国から人が押し寄せるようなことをするのか。この感染拡大の中、地方での経済が動き始めているのをぶち壊したいんですか」と政府の方針に疑問を呈していた。

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