大相撲「森永賞」もコロナ対策…“空き箱手書き”から初のウェブ投票に…1951年開始ファンが選ぶ懸賞

スポーツ報知
森永製菓が出す懸賞「森永賞」

 大相撲7月場所(19日初日、東京・両国国技館)では、懸賞も新型コロナウイルス感染対策の新様式になる。森永製菓は15日、東京開催来場者による“手書きファン投票”で決めていた懸賞「森永賞」を、初のウェブ応募形式に変更して実施すると発表した。

 森永賞は1951年にスタート。同社によると、懸賞掲出企業の中では最も歴史があるという。これまでの投票方法は、来場者が幕内取組前までに「森永ミルクキャラメル」など同社商品の空き箱に直接、その日一番の好取組を書き込み館内の投票箱に投入。担当者が手作業でファンの声を集めるスタイルは、54年春場所から長らく愛されてきた。

 日本相撲協会は13日に、7月場所の有観客開催を決めた。同時に、マス席の人数制限など観客も対象にした感染対策ガイドラインを制定。同社担当者は人と人の接触機会を減らすウェブ応募変更に「(コロナ)感染予防のためです」と説明。また、一日上限が従来の4分の1程度となる約2500人になることから観戦できないファンも出てくる。「昔からやってきたもの(ファン投票)ですから、少しでも多くの方に参加していただきたい意味合いもあります」と続けた。

 公式サイト「デジタル森永賞」は15日にオープン。7月場所中は連日、応募ができる。82年前の森永ミルクキャラメルのポスターには、昭和の大横綱・双葉山が登場したこともある。新型コロナ禍でも時代を超えて、大相撲を盛り上げていく。(小沼 春彦)

 ◆懸賞 幕内取組に限り、民間企業などが懸賞金を提供し、日本相撲協会に申し込んで懸ける。平安時代の相撲節会で、勝者に衣類や米などが贈られたことが起源とされる。現在の懸賞申し込み金額は1本7万円で、力士の手取りは3万円。史上最多は17年春場所で新横綱Vを果たした稀勢の里への608本。同年夏場所は場所前申し込み本数史上最多、全体で2219本が懸けられた。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×