静岡最少人口の松崎町からいくぞ五輪!飛龍高・石田竜一、県2冠経由で「最高の舞台で泳ぎたい」

女子マネジャーを含め16人の飛龍高水泳部3年生
女子マネジャーを含め16人の飛龍高水泳部3年生

 競泳で静岡県高校総体の代替大会となる「県高校水泳競技通信大会」が19日、東中地区が県立富士水泳場で、西部地区は浜松市総合水泳場の2会場で行われる。タイムレースで争われ、両会場の結果を集計後、順位を決定。昨年の夏季JOCジュニア五輪15、16歳の部の男子100、200メートル平泳ぎで3位に入った飛龍の石田竜一(3年)が、自己新での2種目制覇を誓った。

 飛龍の石田が、Vにこだわる。「いくつもの大会がつぶれたので、大会ができるのはうれしい。優勝したい」。富士と浜松の2会場で行われる代替大会は、同じ東中部のライバルだけでなく、離れた会場で開催される西部地区の選手ともタイムで争う。100メートル(1分2秒86)、200メートル(2分15秒54)いずれも、自己ベストを更新しての2冠を目指す。

 昨年の全国総体では、100、200メートル共に予選落ち。「今年は優勝を目標にしていた」。高校生最高峰の大会は、新型コロナウイルス拡大の影響で中止となった。それでも、根っからの“プラス思考人間”には、それほどショックはなかった。「思ったより落ち込まなかった。大学でも続けるつもりなので、練習してもっと強くなろうと思ったし、落ち込んでいられなかった」と前を向いた。

 小学生のころからスイミングクラブに通う選手が多い中、石田は中学から本格的に水泳を始めた。飛龍に入学した当初は、練習についていかれないどころか、専門の平泳ぎ以外の泳法は、満足に泳ぐこともできなかったという。それでも、全く悲観はしなかった。「泳げるようになれば、それは成長したって実感できると思った」。コツコツ努力した遅咲きの男は、高2夏のJOCジュニア五輪で100&200メートル平泳ぎで2個の銅メダルを獲得するほど急成長した。

 将来の夢は、でっかく五輪出場だ。「やるんだったら最高の舞台で泳いでみたい」。出身の松崎町は、県が発表している「市町村別推計人口」によると、今年6月発表分で県内の市町では最も人口が少ない(6032人)。小さな町で生まれた石田が、大きな世界を目指して泳ぐ。(塩沢 武士)

 ◆石田 竜一(いしだ・りゅういち)2003年2月11日、賀茂郡松崎町生まれ、17歳。松崎中に入学してから本格的に水泳を始めた。家族は両親と姉2人。176センチ、64キロ。血液型B。

  • 100&200メートル平泳ぎで県制覇を狙う石田

    100&200メートル平泳ぎで県制覇を狙う石田

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