大阪八尾、全国大会切符決めた!…第51回日本少年野球選手権大会大阪中央支部予選

選手権出場を決め喜ぶ大阪八尾ナイン
選手権出場を決め喜ぶ大阪八尾ナイン

◆第51回日本少年野球選手権大会大阪中央支部予選 ◇中学生の部▽決勝 大阪八尾ボーイズ4―2東大阪北ボーイズ(12日・山本球場)

 「リポビタンカップ第51回日本少年野球選手権大会」(8月8日~13日、大阪シティ信用金庫スタジアムほか)の大阪中央支部予選は12日、決勝が行われ大阪八尾ボーイズが東大阪北ボーイズを接戦で下し代表切符を手にした。

 クールに決めた。大阪八尾の先発・杉村は、最後の打者をスライダーで空振り三振に仕留めると、力いっぱいガッツポーズ。ただ、喜びのあまりジャンプして抱きついてきた松井主将をさらりとかわすと、他のナインの接近も制した。「全国制覇が目標なので、まだ通過点。喜ぶのはそれからです」。マウンドだけでなく、ソーシャルディスタンスもきっちり守り切り、エースは笑った。

 打席でも冷静な読みが、結果をもたらした。投手ながら、打撃力も買われ1番打者も務める右腕。1点を追う3回2死で打席に立つと、「2ボールだったので、真っすぐが来ると思い狙った」とバックスクリーンへ特大の同点弾。この一発で乗ると投球もさえ、3回以降は無失点で抑え、完投勝利を飾った。

 奮闘する背番号「1」を助けようと、ナインも奮起した。5回の勝ち越し点は、2死満塁から4番の松井が粘った末、振り逃げで必死に一塁へ走って奪ったもの。中堅手・星山は6回の守備で「流れを渡したくなかった。ギリギリ反応できた」と風に流された難しい飛球を好捕した。

 4年前に就任した大浦監督は、高校野球の名門・PL学園の出身で、同校野球部の教え「球道即人道」を選手たちにも伝えてきた。あいさつなど礼儀面、道具を大切にするなどグラウンド外でも頑張ってきたナインは、最後の夏で「この4年で一番、力がなかった」という指揮官の評価を見事、覆してみせた。

 残念ながら、大浦監督は今夏を最後に退任する。「それを聞いてからより一層、やってやろうという気持ちだった」と松井。杉村も「最後なので、全国優勝して恩返ししたい」と気持ちは同じ。“思い出の夏”は簡単には終わらせない。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 バックナンバー申し込み 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請