【DeNA】勝ち負け繰り返しNPB最長15戦“抜け抜け”…大貫8回2失点初勝利

中日に快勝しタッチを交わすDeNAナイン(カメラ・馬場 秀則)
中日に快勝しタッチを交わすDeNAナイン(カメラ・馬場 秀則)
DeNAの6月25日からの勝敗表
DeNAの6月25日からの勝敗表

◆JERAセ・リ-グ 中日3―5DeNA(14日・ナゴヤドーム)

 青いマスク越しでも、喜びは伝わってきた。試合後、大貫は三塁ベンチに戻ってくるチームメートと肘と肘を合わせて喜びを分かち合った。1回4安打3失点で降板した屈辱の阪神戦(甲子園)から中3日で回ってきた先発マウンドで、8回3安打2失点の好投。今季初勝利を挙げて、三塁側に陣取ったDeNAファンの前でリベンジを果たした。

 前回の反省を胸に、初回から飛ばした。試合前のミーティングでは「先を考えず1回ずつしっかり投げるように」と首脳陣に命じられ「悪い時は球数が多くなってしまう。とにかく変化球を低めに」とツーシームやスライダーの制球に気を配った。今年1月末まで参加していた豪州リーグで、球数を減らすために学んだのは、打者の手元で動く球を低めに集めること。それを肝に銘じて「1人1人に気持ちを込めて投げられました」と集中力は途切れなかった。

 チームは6月26日の阪神戦から勝ち負けを繰り返す「抜け抜け」を更新中。この日の白星によってNPB最長となった。ラミレス監督は4回、ロペスの二塁封殺の判定に二塁手がベースを踏んでいないとリクエストを要求。認められて、その後の得点につなげ「あれがターニングポイントだった」と自賛した。

 指揮官は大貫について「素晴らしい投球。これなら次も中3日でいいかもしれないね」と冗談を交えて絶賛。試合前には、結果に関係なく抹消を考えていたが、考えを改めざるをえないほどの内容だった。「抜け抜け」の順番でいけば15日は●(黒星)だが…。その珍記録を覆しそうな快勝劇だった。(阿見 俊輔)

 ◆抜け抜け 相撲用語の1つで、力士が1日ごとに勝敗を繰り返すこと。星取表に白星と黒星が1日ごとに並んでいる状態。

 ◆NPB最長記録 DeNAは中日戦に勝利。これで6月26日の阪神戦から、白星と黒星が交互に続く“抜け抜け”を15試合で継続。63年の国鉄、69年と70年の阪急、75年の広島、02年のダイエーが記録した14試合連続を抜いて最長となった。

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