木村一基王位、大逆転許し深いため息「寄せ損ねてますね」

藤井七段(右)に逆転負けを喫した木村一基王位
藤井七段(右)に逆転負けを喫した木村一基王位

 将棋の藤井聡太七段(17)が木村一基王位(47)に挑戦する第61期王位戦7番勝負第2局が14日、札幌市で終局し、144手で後手の藤井七段が勝利した。史上最年少タイトル挑戦者と史上最年長初タイトル獲得者による30歳差対決は挑戦者の2連勝。藤井七段は敗勢の局面から勝負術を駆使して大逆転した。16日には渡辺明棋聖(36)に2勝1敗と王手を掛けている第91期棋聖戦5番勝負第4局が行われる。勢いに乗って史上最年少タイトルを懸けた大勝負に臨む。

 感想戦の間、深いため息を何度もついた。手の平にまで乗った勝利をつかみ損ねた木村は「明快さに欠けて…寄せ損ねてますね。何か(良い手が)あったのか、逃しているのか、逆転しているのか…チャンスはあったと思いますが…」と悔しい敗戦を振り返った。

 先手番の相掛かりは昨期7番勝負の第4局、第6局でも採用し、勝利に導いた戦型。46歳3か月の史上最年長初タイトルをもたらした武器で一時は17歳を攻略したが、最終盤に一分将棋の切迫でミスを誘発され、逆転負けを喫した。「流れはいいと思っていましたが、常に一手間違えれば攻め込まれる変化があり、プレッシャーを掛けられました」

 まとった和服は昨期、初タイトルを獲得した最終局の時と同じもの。特別な気合を入れて臨んだ一局だった。昨期の第2局に続いて両親の出身地・札幌での対局。前回も勝勢から大逆転負けを喫したが、結果としては開幕2連敗から逆転でのタイトル奪取に成功している。最後は「第3局も一生懸命頑張ります」と必死に笑顔を見せた。

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