【巨人】超異例の3週間2度目…楽天・高梨雄平と高田萌生をトレード

3月14日、巨人とのオープン戦に登板した高梨
3月14日、巨人とのオープン戦に登板した高梨

 巨人は14日、楽天の高梨雄平投手(28)を獲得し、高田萌生投手(22)を放出する1対1の交換トレードが成立したと発表した。高梨の背番号は「53」。15日にオンラインで入団会見を行い、16日のイースタン西武戦(カーミニーク)で登板の見込み。リリーフ強化を目指す巨人と先発を求める楽天の思惑が一致し、6月25日の池田とウィーラーに続き、両球団で今季2度目のトレードが実現した。

 開幕から好スタートした巨人が、さらなる補強に成功した。楽天からリリーフ左腕の高梨を獲得し、代わりに高田を送る交換トレードが成立した。

 高梨はプロ3年間全てリリーフで164試合登板。18年にはシーズン70登板したスペシャリストで、同年オフには日米野球の侍ジャパンに選出された。昨年も48登板で被本塁打ゼロと安定。今季は楽天の選手層が厚く1軍での登板はないが体調は問題ない。巨人は1軍に中川、高木、藤岡、ファームに戸根や大江がいるが、経験豊富な左腕を加えてブルペンを強化した。

 今季は新型コロナウイルスの影響で開幕延期。球団は過密日程を見越し、開幕前から他球団の救援投手の調査を続けていた。マツダスタジアムで取材に応じた巨人の大塚副代表は「中継ぎ陣の負担が多くなるだろうと。高梨は実績は申し分ない。通算防御率1点台(1・90)。奪三振率も高い。右打者も抑えている。ウチにはもってこい」と大きな期待を寄せた。

 巨人と楽天といえば、6月25日に左腕の池田と右の大砲ウィーラーのトレードが成立したばかり。約3週間の短期間で同一球団間で2度の交換トレードは極めて異例だ。大塚副代表は「高田は次期ローテ投手。結構、悩んだんですけど、今年は中継ぎがパンパンなので。高田はもう少し時間かかるだろうと。楽天で大化けする可能性がある。だったら本人のために出してあげようと。ある程度の選手を獲るには、こっちも出血しないと獲れない」と経緯を明かした。

 高梨は楽天広報を通して楽天、ファンに感謝し「優勝したかったですが、それはこの後の野球人生でかなえられるように頑張っていきます」とコメントした。15日にオンラインで入団会見、G球場練習を行い、16日の2軍西武戦で登板予定。17日に横浜スタジアムで1軍メンバーにあいさつする。日本一を目指す原巨人に頼もしい左腕が加わった。

 ◆高梨 雄平(たかなし・ゆうへい)1992年7月13日、埼玉・川越市生まれ。28歳。川越東高から早大に進学し、3年春の東大戦で完全試合を達成した。JX―ENEOSを経て2016年ドラフト9位で楽天に入団。プロ3年間で通算164試合に登板し4勝5敗1セーブ、防御率1.90。175センチ、81キロ。左投左打。推定年俸4800万円。

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