高田萌生ってこんな人…上原浩治氏からの言葉「考えすぎるな」を胸に―目指し続ける1軍の舞台

高田萌生
高田萌生

 巨人の高田萌生(ほうせい)投手の楽天へのトレードが決まった。毎年期待が高かったが、1軍の舞台ではなかなか結果が出ず、悩める日々を過ごしてた。高田にとって、昨年までともにプレーした憧れの上原浩治氏(45)からの言葉が胸に残っているという。

 「いつも『考えすぎるな』って言われていて。ブルペンで投げてる時、よく言っていただいたんです。ブルペンから考えていることが、球に見えているって」

 高田といえば、西武・松坂を憧れの投手の一人に挙げていた。2018年には、オフの自主トレに参加したいことを、交友のあった上原氏に松坂の連絡先を聞き、直談判した。上原氏は「こういう熱意のある子は応援したいと思ったよ」と力説したように、高田は“ド直球”な男。その一方で更にレベルアップしようと思えば思うほど、考え込んでしまう性格だという。

 例えば、2019年の春季キャンプでは1軍メンバーに選ばれたが、那覇キャンプ前に2軍降格した。

 「僕はいろいろ考えちゃうんですよね。(2019年の)キャンプの時、僕が何やっていいのか分からなくなってしまった時も、『考えすぎずに決めた人のことだけを取り入れて、考えすぎたらダメ』って。そこまで言われるってことは投球でもそういうところが出てしまっている。あとは対バッター。ガムシャラじゃないですけど、そういう気持ちが大事なんだと」

 上原氏の「考えすぎるな」という言葉を胸に、努力を重ねてきた。大先輩が引退を発表した時、高田は感謝の言葉を述べた後に強い決意を明かした。

 「ずっと『1軍で投げなきゃ』って言われていたんです。一日でも早く1軍で活躍できるように、また投げてる姿を見てもらいたい。次に上原さんにピッチングを見ていただいた時には、『考えすぎるな』って言われないようにしないといけないですね」

 高田がこれまで巨人で過ごした日々は、決して無駄ではない。上原氏の言葉を含め、成功、失敗とも財産になっている。新天地の楽天では自分を信じて、突き進み、1軍の舞台で輝き続けてほしい。(巨人・投手担当 玉寄 穂波)

 ◆高田 萌生(たかた・ほうせい)1998年7月4日、岡山・新見市生まれ。22歳。創志学園高から16年ドラフト5位で巨人入団。2年目の18年に2軍で11勝2敗、防御率2・69をマークし、最多勝、最優秀防御率、最高勝率のタイトルを獲得。1軍通算成績は3試合で0勝1敗、防御率11・57。178センチ、83キロ。右投右打。年俸710万円。

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