太田裕美、乳がん闘病の経過を報告 昨夏手術、10か月ぶりにブログを更新

太田裕美
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 歌手の太田裕美(65)が12日、昨年9月に乳がん闘病中であることを公表して以来となるブログの更新を行い、術後の経過を報告した。

 太田は「ご報告...その後です」のタイトルで、「9月のご報告から10カ月...長い間ご心配おかけしました。昨年7月からの手術、抗癌剤、放射線治療を無事終え、直近の精密検査の結果、転移なしの経過観察となりました」と伝えた。

 続けて「辛く苦しい治療期間も、たくさんの皆さんの励まし、応援を支えに そして歌い続けていくという思いで、乗り越えられたと思います。寛解にはまだまだ長い年月を必要としますが これからも油断することなく、定期検査を受けながら、規則正しい生活を心がけ、柔らかな日々を続けていきたいと思います」とつづった。

 そして、今後について「発表されました8月の京都、10月の東京の2020スペシャルソロコンサート♪ さまざまな思いを込めて『観客半分、心は倍返し!』でお届けします。どうぞ、無理をせず、安心安全をもとにいらして下さい。お待ちしています」と、ファンへメッセージを送った。

 太田は昨年9月に「大切な報告」と題したブログで「乳癌に罹患しました」と告白。7月の京都のコンサート後に手術を行い、8月から抗がん剤治療に入ったことを報告していた。

 ◆太田 裕美(おおた・ひろみ)1955年1月20日、東京都生まれ。65歳。74年11月に「雨だれ/白い季節」でデビュー。75年末、「木綿のハンカチーフ」が大ヒットし、翌年のNHK紅白歌合戦に初出場。80年まで5年連続出場を果たした。85年に音楽プロデューサーの福岡智彦氏と結婚し、2男をもうけた。

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