EVIL、オカダ下しNJC初優勝…「バレット・クラブ」入りで打倒・内藤を宣言「リングで大の字になっているのは、おまえだ」

急所攻撃などダーティーな戦いでオカダ・カズチカを下し、NJC初優勝を飾ったEVIL(新日本プロレス提供)
急所攻撃などダーティーな戦いでオカダ・カズチカを下し、NJC初優勝を飾ったEVIL(新日本プロレス提供)

◆新日本プロレス NEW JAPAN CUP2020大会 ▽「NEW JAPAN CUP2020」決勝・時間無制限1本勝負 〇EVIL(31分50秒 EVIL→片エビ固め)オカダ・カズチカ●(11日、大阪城ホール、観衆3318人)

 136日ぶりの観客を入れての試合。本来の大阪城ホールのキャパシティー1万6000人の21%弱の3318人の観客が、EVIL(33)の突然の「裏切り劇」に戦慄した。

 NJC2連覇を狙い、ここまで4試合に圧勝してきた最強のオカダ・カズチカ(32)相手にしつこく右腕を集中攻撃。場外乱闘、リング上にイスを並べてのダークネスフォールズ、2度にわたる急所攻撃とダーティー・ファイトを連発したEVIL。

 30分過ぎ、オカダの必殺・変型コブラクラッチにギブアップぎりぎりまで追い詰められる場面もあったが、そこで救出に入ったのが所属ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のメンバーではなく、敵対してきた「バレット・クラブ」の外道(51)と高橋裕二郎(39)だった。

 裕二郎は投げ技でオカダをリングにたたきつけると不敵な笑みを浮かべて退場。なんとか立ち上がったオカダにEVILは汚な過ぎる急所攻撃を連発。グロッギー状態に追い込んだところで必殺のEVILをさく裂させ、3カウントを奪った。

 晴れのNJC初優勝にリング上でマイクを握ったEVILは観客のブーイングの中、「おーい、今年のNJC。圧倒的に完勝したのは、この俺、EVILだ!」と絶叫。さらに「おい、内藤、出てこいよ!」と、「ロス・インゴ」のリーダーであり、12日のメインイベントで挑戦することになったIWGPヘビーとインターコンチネンタルの2冠王・内藤哲也(38)をリング上に呼び寄せた。

 マイクを持った内藤が「キング・オブ・ダークネス・EVIL。なりふり構わず結果にこだわった姿、俺は好きだよ。明日、ロス・インゴ同士の初のタイトルマッチ。お互い楽しもうぜ。カブロン(スペイン語で愚か者)」と言った後、いつものグータッチをしようとしたところで、この日最大のサプライズが待っていた。

 タッチの瞬間、指を「バレット・クラブ」のトレードマークの人差し指と小指を立てる形にしたEVILは内藤にEVILをさく裂させ、KO。内藤の帽子を踏みつけ、「ロス・インゴ」への決別を宣言した。

 リング上に集合した外道、裕二郎ら「バレット・クラブ」メンバーと意気揚々と引き上げると、バックステージでも「まずはオカダ。なぜ、決勝の舞台にバレット・クラブが入ってくるのかと思ったか。すべては、この俺が仕組んだことだ。内藤! おまえとロス・インゴは腐り切っているんだよ。虫ずが走るんだ。明日、リング上で大の字になっているのは、内藤、おまえだ」と叫んだEVIL。生まれ変わった悪の帝王が12日のメインイベントで、かつての盟友・内藤を下しての2冠奪取を狙う。

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