存続危機の「ゼロワン」、新体制で再スタート…新型コロナ抗体検査無料プロレスを実施

会見に出席した大谷晋二郎
会見に出席した大谷晋二郎

 新型コロナウイルスの影響で経営状態が急激に悪化し主力選手が相次いで退団した「ZERO1(ゼロワン)」が11日、都内で会見し新たな体制でスタートを切ることを発表した。

 親会社に投資業の「ダイコーホールディングズグループ」が付き、今月1日、新たに東京の日本橋茅場町に運営会社「ダイコーZERO1」を設立した。代表取締役社長にはかつて大仁田厚の側近だった神尊仁(こうそ・じん)氏、エースの大谷晋二郎とリングアナウンサーのオッキー沖田が取締役が就任した。団体名は「ZERO1」で変わらない。選手は大谷以下、14人。新体制の第一弾興行は8月2日に後楽園ホールで開催する。

 この日は、2005年に40歳の若さで亡くなった創設者の橋本真也氏の命日。大谷は存続危機からの再スタートに「何があってもあきらめない。何があっても立ち上がる」と力強く宣言。コロナ禍での出発に「プロレスの力を信じています。今こそプロレスの力が必要だと思っています。だからこそプロレスをやっていきたい。熱く素晴らしい大切なものを守りながら、ダイコーゼロワンでも新しいプロレスにも一生懸命チャレンジしていきたい。プロレスは頑張ります」と誓った。

 新体制となった「ゼロワン」は、通常の興行に加え、新型コロナ感染拡大防止へ1回の興行につき約1000人分の新型コロナウイルス抗体検査を無料で実施する興行を開催する。検査キットは国内大手のものを使用し、結果は専門のアプリで約10分で分かるという。興行を実施する自治体の在住者が対象。インターネットで興行の希望を募り抽選を行う予定で、早ければ来月にもスタートし、全国各地をまわる。

 また、選手とファンがオンラインで交流できる「ZERO1BASE」を設立し、コミュニティーを活性化させ、将来的にファンがマッチメイクできる「夢の対戦カード権」を購入することが可能になるという。

 ゼロワンは、新日本プロレスを退団した故橋本真也氏が2001年3月2日、両国国技館で旗揚げ。04年に橋本氏が活動休止を発表し団体を去ったが、大谷らが「ZERO1―MAX」として再出発。09年に「プロレスリングZERO1」と改称した。

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