イケメンルーキー・関藤直熙、大会新61で逆転優勝…異色の新人 昨年アジアン下部ツアー2勝で日本人初の賞金王

通算14アンダーで優勝した関藤直熙((C)JGTO/JGTOimages)
通算14アンダーで優勝した関藤直熙((C)JGTO/JGTOimages)

◆男子プロゴルフ ゴルフパートナー・エキシビション 最終日(10日、茨城・取手国際GC=6766ヤード、パー70)

 “国内男子初戦”となったツアー外競技は、3差の10位で出た、イケメンルーキー・関藤直熙(なおき、22)=エブリイ=が9バーディー、ボギーなしの61をマーク。大会コース記録を塗り替え、通算14アンダーで逆転優勝した。昨年のアジアン下部ツアー2勝で日本人初の賞金王となった異色の新人が、異例の大会でその実力を証明した。2差の5位で出たツアー通算17勝の石川遼(28)=カシオ=は、71と伸ばせずに35位で終えた。

 新型コロナウイルス対策下で行われた新様式の“国内初戦”を、期待の新星が制した。関藤は安定したショットで猛チャージをかけた。3番で4メートルを沈めて伸ばすと、その後も8バーディーを奪取。17番で1・5メートルを決めて伸ばし、和田を突き放した。自己最少に並ぶ61で「大会コース記録賞10万円」のおまけつき。オンラインでの優勝会見で「優勝は信じられない。ネット中継で見ていただけて、うれしい。自信になります」と端正なマスクを崩した。

 昨年のアジアン下部ツアーで2勝。約5万ドル(約550万円)を稼いで賞金王となった。「日本ツアーとアジアンツアーでの優勝」と目標を掲げて今年も1月の香港オープン7位、3月のマレーシアオープン7位と好発進。ところが、新型コロナウイルスの影響でアジアンツアーも日本ツアーも中断した。

 自粛中に自転車トレを導入。約1か月前、広島からしまなみ海道をはさみ、約40キロ離れた愛媛まで往復。途中で転倒し左手首を負傷した。痛みがひかず、今大会もテーピングをしたままプレー。無観客の中「不思議といつも通りできた」と36ホールボギーなしのV。昨年、男子ツアーで4人目のアマチュア優勝を果たした金谷拓実は高校の後輩。岡山出身で全英女子オープン覇者の渋野日向子とも親交があり、「2人とも世界で活躍している。追いつけるように」と力を込めた。(榎本 友一)

 ◆関藤 直熙(せきとう・なおき)1997年10月3日、広島・福山市生まれ。22歳。6歳からゴルフを始め、広島国際学院高3年で全国高校選手権団体戦で優勝。卒業後、日本の予選会を2次で敗退して豪州・ブリスベンに約2年間のゴルフ留学。2018年の日本ツアープロテストで合格も予選会は2次で敗退。日本ツアー通算4戦出場で19年パナソニックオープン26位が最高成績。得意クラブはドライバーで平均飛距離は285ヤード。171センチ、70キロ。家族は両親と姉、弟。

 ◆関藤の優勝用具 ▽1W=ツアーB JGRプロト(ロフト角9・5度、45インチ、硬さX)▽3W、5W=ツアーB XD―F IZ―7▽3I=ツアーB X―Hi▽4~9I、PW=ツアーB X CB▽ウェッジ(52、58度)=ツアーB XW―F▽パター=オデッセイ OワークスツアーRボール レッドバージョン▽ボール=ツアーB X(パター以外はブリヂストンスポーツ社製)

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