【F東京】橋本拳人、ロシア1部ロストフに完全移籍…近日中に発表へ

川崎戦の後半、途中出場したF東京・橋本(カメラ・頓所 美代子)
川崎戦の後半、途中出場したF東京・橋本(カメラ・頓所 美代子)

 F東京の日本代表MF橋本拳人(26)が、ロシア1部ロストフに完全移籍することが8日、分かった。近日中にも発表される見込みで、自身初の海外移籍となる。明治安田生命J1リーグは9試合がリモートマッチ(無観客試合)で行われ、橋本はホームで川崎との“多摩川クラシコ”に途中出場した。

 日本を代表するボランチが、欧州へ活躍の舞台を移す。複数の関係者によると、この日までに橋本の完全移籍について、F東京とロストフで大筋で合意した。近日中にも正式決定となる見込みだ。

 昨季のJリーグベストイレブンに初選出された26歳は、強じんなフィジカルを生かした守備に加え、前線への飛び出しが持ち味の守備的MF。昨年3月に日本代表に初選出され、2022年カタールW杯のアジア2次予選では2試合に出場した。主軸として活躍しており、森保一監督(51)の信頼も厚い。

 ロシア1部で戦うロストフは7日現在、欧州リーグ(EL)出場圏内の4位に位置。欧州チャンピオンズリーグ(CL)のプレーオフに出場できる3位にも勝ち点2差となっている。同クラブは橋本の実力を高く評価しており、欧州の舞台で戦うための戦力として白羽の矢を立てた。橋本自身も日本代表を経験したことで、レベルアップの必要性を痛感。F東京の下部組織育ちだけにJ1初優勝に向けて貢献したい思いもあったが、欧州の主要大会に出場できる点を魅力に感じ、クラブに移籍を志願した。F東京は強く慰留してきたが、年齢的にラストチャンスということもあり、最後は本人の意思を尊重した。

 この日の川崎戦では後半16分から途中出場。4点を追う展開だったこともあり、見せ場は少なかった。ロシア1部の来季開幕に向けて、今月中にも渡欧することになりそうだ。

 ◆FCロストフ 1930年創設。本拠地のロストフ・アリーナは、日本代表が18年ロシアW杯決勝トーナメント1回戦でベルギーに敗れた会場。1部での最高順位は15―16シーズンの2位。監督は元ロシア代表MFカルピン(51)。ブルガリア代表主将のMFポポフ(32)、ノルウェー代表MFノーマン(24)らが在籍。

 ◆橋本 拳人(はしもと・けんと)1993年8月16日、東京・板橋区生まれ。26歳。2006年からF東京の下部組織に入り、12年にトップチームに昇格。13年8月からJ2熊本に期限付き移籍し、15年に復帰。日本代表では19年3月のボリビア戦でデビュー。国際Aマッチ7試合出場0得点。183センチ、76キロ。

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 バックナンバー申し込み 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請