将棋順位戦B級2組 エンターテイナー橋本崇載八段が藤井聡太七段に敗れ「積んでるエンジンが違う」

藤井聡太七段
藤井聡太七段

 将棋の藤井聡太七段(17)が6日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた順位戦B級2組2回戦で橋本崇載八段(37)に先手番の85手で勝ち、開幕から2連勝。デビュー以降の順位戦通算成績を驚異の31勝1敗(勝率・969)とした。

 序盤、後手陣がまだ不安定な状態の際、藤井七段は先手の利を生かしてタイミングよく仕掛けてリード。中盤以降は緩まずに一気に攻め立てて完勝した。

 局後の藤井七段は、開幕2連勝に「いい出だしになりましたけど、厳しい戦いが続くので気を引き締めていきたいです」と淡々。

 一方の橋本八段は「仕掛け(本格的に戦いを始める手)を軽視していました。なんとかなると思ったんですけど、スピードが違いました。気が付いた時には挽回不可能だと。将棋のスピードが違いすぎました」と振り返った。

 過去にはテレビ対局のインタビューでパフォーマンスを披露するなど、ファンを沸かせるエンターテイナーとして知られる橋本八段。藤井七段とは初手合だったが「対戦してみて、扇子を(手元で)1回転させるごとに何手読んでるのかな、とか思いました。こちらがトボトボ歩いている間に一瞬で抜き去られて、積んでるエンジンが違う感じがして、あらためて強いなと思いました」と印象を明かした。

 同時進行中でタイトル挑戦中の棋聖戦5番勝負では渡辺明棋聖(36)=棋王、王将=に2勝0敗と奪取に王手を掛け、王位戦7番勝負では木村一基王位(47)に先勝するなど快進撃を続けている藤井七段。初タイトル奪取を狙う9日の棋聖戦第3局の前の一局を勝利で飾った。

 順位戦は名人への挑戦を目指す棋戦。最上級のA級で優勝すると挑戦権を得る。1年に1クラスずつしか昇級できないため、デビューから最短でも挑戦権獲得まで5年を要する。今期のB級2組には25人が参加しており、各10戦を戦い、上位3人がB級1組に昇級する。

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