◇明治安田生命J1リーグ▽第2節 浦和0―0横浜M(4日・埼玉)
J1リーグが4日、新型コロナウイルス感染拡大の影響による中断から約4か月ぶりに再開し、浦和はホームで昨季王者の横浜Mに0―0で引き分けた。
両チーム無得点のまま迎えた試合終了間際、横浜MのFWエジガルジュニオにペナルティーエリア左から右足シュートを打たれたが、主将GK西川がスーパーセーブ。決まれば敗戦が決定的となる大ピンチを救った。
西川は「止めた瞬間は“無”で、気づいたら止めていた感じ。集中してプレーできた」と今季公式戦3戦目で初の無失点に好感触。スタジアムは6万を超える客席にスタッフがビニールを張ってコレオグラフィーで彩られ、「(制裁で行った)14年の無観客試合とは全く違う雰囲気で、皆さんに感謝の気持ちでいっぱい。この気持ちを1年間持ち続けながらプレーしたい」と感慨深げに語った。
また、浦和のFW興梠は2トップの一角で先発したが、無得点のまま後半30分で途中交代。クラブ史上初となるレッズ通算100得点はおあずけとなった。