八村塁、東京五輪「プレーしたい」…ルーキーシーズンは「しっかり終わらせる」

スポーツ報知
オンライン取材に応じるウィザーズの八村

 NBAのウィザーズに所属する八村塁(22)が3日、オンラインで取材に応じ、30日から再開するシーズンに向けて「楽しみ。プレーオフもチャンスがある。ルーキーシーズンをしっかり終わらせたい」と意気込んだ。また、1年延期となった東京五輪についても言及。来季のNBAスケジュールと五輪が重なる可能性もある中、「チャンスがあればもちろんプレーしたい」と前向きな姿勢を見せた。

 約4か月の中断を経ての再開に、八村は喜びを口にした。「再開が楽しみ。シーズンは(コロナ禍で)こんな感じになってしまったが、僕としてもルーキーシーズンをしっかり終わらせて、次のステージに行けたらいい」。選手の新型コロナ感染が判明し、3月中旬に中断後、再開の正式決定は6月上旬。その間は先行き不透明な日々だったが「NBAで長く活躍する目標があって、将来のことを考えてトレーニングしてきた」と、常に高いモチベーションで準備を進めてきた。

 東京五輪も大きな原動力になっている。来季NBAは、例年より2か月後ろ倒しの12月開幕の予定で、終盤で21年7月開幕の五輪と重なる可能性もある。開催国枠で日本の出場は決まっているが、八村個人の出場は不透明な状況。しかし「五輪は夢。チャンスがあればもちろんプレーしたいし、準備していかないといけない」と、決意を語った。

 自粛期間に進化を遂げた。自宅ではウェートトレーニングに注力し、テレビ会議アプリ「Zoom」を使ったチームの合同トレーニングにも取り組んだ。体重は約4・5キロ増。「時間を無駄にせずにできた。体ができてくるともっといろんなことができるので、プレーが楽しみ」。コーチの指導で、課題の3点シュートや得意のミドルシュート、ボールハンドリングも磨き、「3点シュートは自信を持って打てるようになった」と手応えを得ている。

 ここまで41試合出場で1試合平均29・7分出場、得点は新人6位の13・4得点、リバウンドは同3位の6本とルーキーの中でも際立つスタッツを残す。チームは、7月31日(日本時間8月1日)のサンズ戦が再開初戦で現在、東カンファレンス9位とプレーオフ(PO)圏内の8位とは5・5ゲーム差。「シーズンを終えてPOに進みたい。チャンスはある」。強く、大きくなった八村がNBAのコートに戻ってくる。

 ◆今後のNBA日程 7月上旬からディズニー・ワールド・リゾート(フロリダ州)にてトレーニングキャンプが行われ、30日から22チームでシーズンが再開される。8試合のレギュラーシーズンのあと、東西カンファレンスの上位8チームずつによるプレーオフがスタート。ファイナルは9月30日から始まり、第7戦まで行われた場合は10月13日に終了する予定。来季の開幕は12月の見込み。

 ◆八村のこれまで

 ▽19年6月20日 日本人初となるドラフト1巡目、全体9位で指名を受け、ウィザーズに入団

 ▽10月23日 開幕戦に先発出場。田臥勇太、渡辺雄太に続き日本人3人目のNBAデビュー

 ▽12月16日 ピストンズ戦の前半終了間際に鼠径(そけい)部を負傷

 ▽20年2月3日 ウォリアーズ戦で24試合ぶりに復帰

 ▽3月12日 新型コロナウイルスでシーズン中断

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